今回は、27日(日)に阪神競馬場で行われる、
宝塚記念(G1) 最終予想
こちらをお届けします。
◎〇▲△の4段階評価で予想します。
予想のご参考にどうぞ!
宝塚記念(G1)レース短評
春の総決算グランプリ。
過去には名馬たちの華麗なレースもありましたが、
どちらかというとこのレースで悲願のタイトル獲得という馬が多い印象です。
古くはオサイチジョージや、メジロライアン、メイショウドトウなどこれまで惜敗続いだった馬が多いですよね。
やはり2200mという特殊な舞台設定がそうさせるのか、梅雨の天気がそうさせるのか。
今年は13頭と頭数こそ少ないものの、この舞台に合いそうな馬たちが揃いました。
今年は今年なりのグランプリレースを見せてくれることでしょう。
展開としては、まず枠を生かしてユニコーンライオンが先手を主張し、
その後にレイパパレ、カレンブーケドールにシロニイが続く展開でペースはスロー。
3コーナー過ぎから瞬発力勝負にしたくない先行勢が動き出し、
それを飲み込むように直線入り口ではクロノジェネシスとレイパパレが先頭へ。
他の先行馬のスタミナが尽きたところを、
後方から追い上げるキセキやモズベッロ、ミスマンマミーアが差を詰める形に。
そうなると、スタミナとパワーを兼ね備えながら機動力もある馬が有利になるでしょう。
脚質的には好位から進める馬と、追い込み馬にチャンスがありそうです。
気になるのは馬場状態。
レースの時間帯はなんとか雨は降らないものの、
土曜夜から日曜の朝方にかけて少し雨が降りそうなので、
稍重か良でも水分を含んだタフな馬場になりそうですね。
宝塚記念(G1)調教評価まとめ
【評価S】
無し
【評価A】
アリストテレス、カレンブーケドール、キセキ、レイパパレ
宝塚記念の出走全頭の詳しい調教評価はこちらから↓
宝塚記念(G1)最終予想
◎レイパパレ
◯クロノジェネシス
▲キセキ
△アリストテレス
△ミスマンマミーア
◎レイパパレ
本命はこの馬。無敗の底知れなさに懸けます。
正直不安要素は多く、初距離や無敗であること、
展開などありますがそれらを跳ね除けてしまう可能性を感じています。
実際それは調教にも現れていて、
最終追い切りでは坂路の自己ベストをマークするなど、
前走タフなレースだった大阪杯の後にも関わらず、
むしろさらに成長している感じさえあるところに可能性が詰まっていると思います。
恐らく今回は逃げないでしょうが、
クロノジェネシスも4コーナー早めに上がってくるはずなので
それよりも前で競馬したいところ。
全体的にスローペースでしょうし、
この馬は前走で重馬場適性があるという認識になったと思いますが、
元々はパンパンの良馬場でキレ勝負をしていた馬。
むしろスローのヨーイドン勝負は歓迎でしょう。
ここは逆転もあると見ます。
◯クロノジェネシス
もちろんこの馬を外すことは出来ません。
やはりグランプリの特殊な距離は、
一種のスペシャリストを生むと思いますし、
これまでの優勝馬などを見てもそうですね。
前走ドバイでは負けてしまったものの、
この馬の強みはコーナーでの一瞬の加速力にあると思っているので、
長い直線でのキレ勝負だとこの馬自身もキレはありますが上は居るという印象。
その点直線短めのコースでは4コーナーのコーナリングを生かして一気に捲っていけるので、この馬のコーナリングスピードを活かしやすく、事実結果も出せています。
秋華賞、有馬記念、宝塚記念、どれもそうですね。
ここでも最有力は間違いないですが、
中間の調整内容と乗り替わり、この後に凱旋門賞が控えているということを考えると、
対抗までと判断しました。
▲キセキ
7歳となったこの馬に今年も好走を期待します。
ここまで2年連続このレース2着と、このコースに対する適性を見せています。
この馬の好走レースを見てみると3000mの菊花賞やこの宝塚記念があり、
そのどちらも馬場の悪い中での好走ですが、
本質は良い馬場の方が向いているという陣営の話もあります。
実際にアーモンドアイが3歳時に世界レコードで勝ったジャパンCなどを見ればそれも納得。
ではなぜ先程挙げた菊花賞や宝塚記念で好走できているかというと、
その要因の一つに距離の相性があると思います。
俗に言う、非根幹距離ですね。
なので今回、去年重馬場で3着に激走したモズベッロより、
あまり得意ではない馬場にも関わらず2着したこの馬の方が
今年もモズベッロよりも激走する可能性が高いと見ての評価です。
△アリストテレス
距離短縮で巻き返しを感じるこの馬は押えておきたい1頭です。
ルメールJも言っていたように、やはり前走は距離が長かったとのこと。
その点一気の距離短縮となる今回は折り合いが前提となりますが、
この馬の力を発揮出来るでしょう。
馬場状態は出来れば良馬場希望ですが、
少しくらいならAJCCの時のようにこなしてくれそうです。
宝塚記念で毎年活躍している武Jへの乗り替わりも心強いですね。
△ミスマンマミーア
穴ならこの馬でしょう。
前走はさすがにレース上がりが32秒台になる超の付くスローペースでは、
この馬の位置で届かないのも当然のこと。ノーカウント。
その点今回は、勝利経験のあるコースでタフな末脚比べに強いこの馬にとっては条件が揃ったと言えます。
ある程度馬場が渋ってくれて消耗戦になるようなら、
さらに激走の可能性も上がりそうです。
以上が、宝塚記念(G1)の最終予想です!
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