今回は、28日(日)に中山競馬場で行われる、
中山11R 中山記念Ｇ２ 最終予想
こちらをお届けします。
◎〇▲△の4段階評価で予想します。
予想のご参考にどうぞ！
レース短評
例年、春の国内中距離Ｇ１やドバイへの遠征を睨んで、
有力馬がステップとして選んでくるレースですが、
今年はコロナ禍の影響もあり、Ｇ２というよりはＧ３のようなメンバーとなりました。
そんな中で３連勝中、前走中山金杯で重賞初勝利を飾ったヒシイグアスや、
昨年のクラシック菊花賞路線で賑わせたバビット、
京都金杯で復活を果たしたケイデンスコール、
ルメールＪ鞍上で魅力なクラージュゲリエなどが有力どころでしょう。
開幕週の馬場に前に行きたい馬もある程度揃い、
タイトなペースでそれぞれが実力を出し切る、そんなレースが期待できそうです。
中山記念Ｇ２ 最終予想
◎ トーセンスーリヤ
〇 ヒシイグアス
▲ バビット
△ クラージュゲリエ
△ パンサラッサ
△ ウインイクシード
◎ トーセンスーリヤ
今回は約半年の休み明け、爪の不安がありここまで伸びたようですが、
それでも今年のメンバーレベルであればこの馬が勝ってもおかしくはないでしょう。
まず今年のメンバーは例年と違いＧ１勝ち馬がおらず、
一様に実力の比較がしづらいのですが、
そんな時でもやはり戦ってきたレースのレベルを見ることで
ある程度実力差を見極めることが出来ると思っています。
その点この馬の場合は休む前の２走、
前々走Ｇ１宝塚記念と前走Ｇ２札幌記念のレースレベルは高いものでした。
ともにＧ１馬が多数出走する中、宝塚記念こそ１，２着馬が離したので見た目の印象は悪いものの、３着からは1.0秒差に踏みとどまっていますし、
札幌記念でも、その後香港Ｃを勝つノームコアやラッキーライラックを相手に僅差の競馬が出来ています。
これらのことから、この馬の実力がある程度の域にあるということが分かりますので、
今年のメンバーであれば休み明けであっても十分に通用すると思っています。
また調教に関しても、木曜日の調教診断でも挙げたように、
Ａ評価と動けていますので、休み明けながら体調は問題ないと判断しました。
〇 ヒシイグアス
前走Ｇ３中山金杯で重賞初制覇。
さらに３連勝で達成と目下の勢いはメンバー中ナンバー１です。
中山コースに関しても、これまで６回出走し、
２着以内を外したのは３歳時の重賞スプリングＳの時だけと相性は抜群です。
もちろん過去の成績からも1800ｍという距離も問題はなく、
直線確実に伸びてくるので、Ｇ２とはいえメンバー的にもここでは上位でしょう。
ただ、前回勝ったことにより斤量が一気に２キロ増えるので、
その点がどうかだけ気になるところです。
▲ バビット
調教評価では挙がっていませんでしたが、
この馬も◎トーセンスーリヤと同じようにこれまで戦ってきたメンバーやレースレベルから考えて、実力が上位だと判断しました。
前走の有馬記念、前々走の菊花賞共に強いメンバーでしたし、
何よりこの馬にとっては距離が長かったことは明らかで、
今回距離短縮になることは間違いなくプラス。
メンバー的にも、すんなり逃げられそうですし、
上手くいけば１着もまであっても驚けないですね。
△ クラージュゲリエ
長期休養から昨秋復帰し、ここまで尻上がりに調子を上げてきていて、
それとともに結果も上がってきています。
前走は期待されたものの、３着と直線伸びきれなかった印象ですが、
実際は落鉄もしていたようで、スムーズならと思わせる内容でした。
今回はルメールＪを配してきましたが、
それまでも福永Ｊや川田Ｊとトップジョッキーが乗っていただけに、
一気の変わり身となるとどうかなと思いますが、勝負気配であることは間違いないですね。
あまり切れる末脚を持っていないので、
ある程度のペースを先行してなだれ込みたいですね。
△ パンサラッサ
ここまで主だった実績は、▲バビットの勝った昨年のＧ３ラジオＮＩＫＫＥＩ賞で２着という程度で、このメンバーでも格下と言えるでしょう。
ただし、この馬の機動力や小回り適正、
最終追い切りの良さから押さえておきたいですね。
三浦Ｊに乗り替わるのもこの馬にとってはプラスに働くのではないでしょうか。
△ ウインイクシード
前走中山金杯では３着と好走。
これまで2-4-1-4と好相性を示しています。
前走に関しては外枠ながら、中山向きの機動力を生かし先行してそのまま３着に粘りこむ好内容でしたが、その時勝った〇ヒシイグアスとの斤量差は２キロ。
今回この馬自身は斤量変化がないものの、ヒシイグアスの方が２キロ増え同斤量に。
その差を考えれば、この馬も十分に好走可能でしょう。
以上が、中山記念の最終予想です！
日曜日レース直前には、パドック診断をTwitterにてつぶやく予定ですので、
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@redwood019
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