この記事では、23日(日)に阪神競馬場で行われる、
菊花賞(G1)
このレースの予想に関する情報をお届けしていきます。
内容としては、全頭評価と最終追い切り高評価馬、最終的な予想印から買い方まで全てお届けします。
※全頭評価とは、出走予定馬1頭1頭の得意な条件や特徴を短評としてまとめたものです
ぜひ最後までご覧ください。
菊花賞(G1)全頭評価
アスクビクターモア
スロー向き。スローを先行して出来るだけギリギリまで脚を溜めたい。
アスクワイルドモア
持続タイプ。ある程度前が流れるようなタフな展開希望。
インプレス
スロータイプ。先行してスローペースから瞬発力を活かしたい。直線長いコースで結果を出している。
ガイアフォース
持続タイプ。トビが大きい馬で加速には時間が掛かるものの、加速してからは先行して最後まで脚を使い切る。3走前に負けているように重馬場は得意ではなさそう。
シェルビーズアイ
スローペースタイプ。ただし、速い脚は使えないため、出来るだけポジションを取りたい。後方からでは速さ負けしてしまう。
シホノスペランツァ
スロータイプ。軽い馬場よりタフな馬場が得意で出来る限り時計は掛かってほしい。
ジェンヌ
持続タイプ。距離は欲しいタイプで長い距離で長く脚を使う。馬場も問わないが、馬体重の軽さもあって重馬場は得意。
ジャスティンパレス
スロー向き、ただしそこまでスパッと切れる脚があるわけではないので、東京よりも中京や中山の方が向く。阪神も馬場次第では合いそう。
セイウンハーデス
ペースはスローでも持続でも。折り合いがカギ。距離は微妙。
セレシオン
持続タイプ。ある程度流れて、後続も脚を使う中先行して流れ込みたい。
タイムオブフライト
スロータイプ。ただ速い上りは使えないので、長距離やタフな馬場、そして小回りの方が向いている印象。スタートがいまいちなので、スタートを決めて好位で脚を溜めたい。
ディナースタ
持続タイプ。スローペースであっても、自分から動いてまくっていくタイプ。そのため自陣は長く脚を使い最後までねじ伏せる競馬が得意。ある程度型が決まっている感があるだけに、その競馬でG1でどこまで通用するのかがポイント。
ドゥラドーレス
持続タイプ。長く良い脚を使うので、ある程度流れて後方からの末脚が届く流れを差したい。
ビーアストニッシド
スロータイプ。気難しいタイプなので、スムーズに自分の競馬が出来れば。距離は長そう。
フェーングロッテン
持続タイプ。先行して早めに長く脚を使いたい。スローでの上がり勝負になると分が悪い。距離に関しては未知数。
プラダリア
持続タイプ。ある程度の流れを先行して長く脚を使う。前走の敗因は位置取りの悪さや状態面もあった。重馬場は得意。
ボーンディスウェイ
スロータイプ。スローペースを前受してジワジワ脚を使うタイプ。前走なんかは後方からの競馬となってしまい最後は伸びているものの、この馬の脚では届かなかった。
ボルトグフーシュ
スロータイプ。前半ゆったり進み、速い上りを使って追い込むタイプ。ただ器用さは無いので、出来れば外回りコースや直線長いコースが向いている。
ポッドボレット
スロータイプ。マイペースの競馬でゆったり進みたい。逃げなくても良いが、マイペースでなければもろい面もある。
マイネルトルファン
持続タイプ。先行して長く脚を使うタイプ。速い馬場への適性は未知数ながら、タフな馬場ではその適正をすでに見せている。距離短縮よりは延長の方が良さそう。
ヤマニンゼスト
スロータイプ。速い上りは無いものの、ある程度上りが掛かる馬場で確実に伸びてくる。2走前は後方から大外を分回しで負けたが、それでも分かるように器用さはあまりなく、内回りコースがカギ。
レッドバリエンテ
スロータイプ。先行してキレのある脚を使うタイプ。
ヴェローナシチー
持続タイプ。速い上りは使えないが確実に伸びてくる。そういう意味では長距離レースが向いていそう。
菊花賞(G1)最終追い切り高評価馬
セレシオン
ディナースタ
プラダリア
菊花賞(G1)レース展開予想
今年も菊花賞が行われる舞台は、阪神芝3000mということで、内回りコースということと最後の直線上り坂がポイント。
コーナーを合計6回回るため、ある程度のコーナー適性も必要となります。3コーナー辺りから緩やかな下りが始まり、スピードに乗ったところでゴール前に坂があるというタフなコース。それを2回繰り返します。長距離レースということもあり、前半はスローで進むものの残り1000m、下りが始まる辺りから、ロングスパート戦になることが多いコースです。
今年のメンバーを見渡すと、確たる逃げ馬もおらず、逃げるとしたらビーアストニッシドかアスクビクターモア辺り。どちらも逃げたとしても、スローで逃げるタイプなだけに、去年よりもスローペースになる可能性は大。そこから今年はディナースタのようなマクリが打てる馬の存在もありますから、後半はロングスパートのスタミナ比べになる可能性も。1000m辺りから一気に激流になるでしょう。そうなると、前で受ける馬は、スタミナが必要で、血統的にも長距離が向きそうなアスクビクターモアが後続を迎え撃つ形に。ガイアフォースはそのアスクにどこまで食らいつけるか。先行勢は出来るだけコーナーをピッタリ回ってスタミナを温存したいところ。
後方勢は、前述のディナースタから遅れて、加速遅めのボルドグフーシュやヴェローナシチーがスパート。ドゥラドーレスも瞬発力勝負にはしたくない&武史Jなので、早めの仕掛けになりそう。
全体的に、スタミナが問われるという想定なので、外枠の馬や外を回さざるを得ない馬たちは厳しいのではないかと予想します。
また今年は皐月賞・ダービーの連対馬が1頭もいないという組み合わせで、上がり馬の台頭も十分に考えられますね。
以上が、2022年菊花賞の展開予想でした。
菊花賞(G1)最終予想印
◎ディナースタ
○ヴェローナシチー
▲ドゥラドーレス
△ガイアフォース
△セレシオン
△プラダリア
◎ディナースタ
ドゥラメンテ産駒のこの馬を本命に指名しました。
やはり何と言ってもドゥラメンテ産駒の長距離への適正に期待したいです。
距離延長のドゥラメンテ産駒は、産駒成績トータルで見ても2500m以上で最も成績が良いです。その勝率は26.7%、連対率は29.2%、複勝率は41.7%とかなりの好成績。
さらに、単勝回収率が117%、複勝率は83%と回収率を見ても優秀です。
また阪神では外回りより内回りの方が断然成績が良いのもポイント。
そんなドゥラメンテ産駒のこの馬が、後半ロンスパ勝負のスタミナ比べとなった時に、これまでのレース振りから一番、適性があるとみました。
マクリと言えば和生ジョッキー。ぜひ、ゴールドシップの菊花賞バリにまくってきてほしいですね。
○ヴェローナシチー
前走神戸新聞杯は、スローペースを後方からジリジリと追い上げるものの、瞬発力勝負では分が悪いこの馬としては、負けてやむなしの展開。
ただし、今回も序盤はスローペース想定も、本命にも挙げたディナースタの存在が、この馬向きのレースに変えてくれるはず。
鞍上も川田ジョッキーを配して、長距離はジョッキーの判断力も問われますから
、申し分のない体制が整いました。中間調教も良く、状態も万全。長距離の舞台で、善戦マンが輝く瞬間を迎えます。
▲ドゥラドーレス
こちらも本命ディナースタと同じくドゥラメンテ産駒で、この舞台には適正ありとみます。またこの馬の牝系はディープインパクトの牝系で、2代母がランズエッジですからダンスインザダークの菊花賞向きの血が隠れています。
本命にしなかったのは距離への経験が足りない分だけ。スローペースよりも、持続力勝負に向いているのでロンスパ対応は可能とみています。
△ガイアフォース
今回1番人気が予想されますが、アスクビクターモアよりは後半ロンスパ勝負に対応できると見ています。というのも、この馬トビが大きく、加速に時間が掛かるため、ジリジリと伸びるタイプだからです。また、明日は雨の影響も無さそうですし、時計が速くなる決着であれば、この馬が強いと思います。
△セレシオン
大外枠を引いてしまったことが印を下げた要因ですが、すみれSでも上がり最速で4着や、前走も先行しながら上がり3ハロン1位と、先行しつつ脚が使えるタイプ。持続力勝負も向いているし、スタミナもありそうなので、前受けで去年の3着馬のように残しそうなイメージ。あとは、外枠からの競馬で、いかにロスなく立ち回ってこれるか、ジョッキーの腕の見せ所です。
△プラダリア
この馬も先行して、持続力を活かせるタイプ。枠的にも良いので、先行馬を行かせて2列目インで収まれそう。状態が明らかに悪かった前走から、確実に上向いてきているので、血統的に距離だけ不安も、ダービー5着の実力を出せれば。
菊花賞(G1)買い方
馬連:11.12.13 ボックス3点
3連複:13-11.12-1.3.11.12.18 フォーメーション7点
以上が、菊花賞(G1)予想でした。ぜひ、予想の参考にしていただければ幸いです。
また次回は天皇賞・秋(G1)を予定していますので、楽しみにていてくださいね。
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