今回は日本時間10月2日(日)に行われる、
第101回 凱旋門賞(仏G1)
この特集を行っていきたいと思います。
特集とは言っていますが、結論自分が予想するうえで必要な項目をまとめたページだということですね(笑)
ということで、取り上げるのは主に3つの項目です。
- 過去10年のデータ
- 展開予想※10/1(土)更新しました
- 最終予想※10/1(土)更新しました
では参りましょう!
凱旋門賞2022
日本だけでなく世界のホースマンが目指す大レースの1つ凱旋門賞。
過去にはエルコンドルパサーやナカヤマフェスタ、オルフェーヴルやディープインパクトなどが挑戦し好走するも勝利までには手が届かず。
そんな悔しい想いをしてきた日本馬が今年はタイトルホルダー・ドウデュース・ステイフーリッシュ・ディープボンドの精鋭4頭で参戦します。
ですが、日本馬以外の馬は今年も強力。
世界ナンバーワンの呼び声高い、バーイードこそ回避となりましたが、前哨戦愛チャンピオンズSを制したルクセンブルク。G15連勝で挑む牝馬アルピニスタ。もちろん、昨年の勝ち馬トルカータータッソに、仏ダービー馬のヴァデニや英オークス勝ち馬のチューズデーなど、強力なメンバーが出走を予定。
今年も豪華なメンバーが揃った凱旋門賞で日本馬の悲願達成なるか注目です。
過去10年のデータ
- 過去10年の結果
2012年
1着 ソレミア
2着 オルフェーヴル
3着 マスターストローク
2013年
1着 トレヴ
2着 オルフェーヴル
3着 アンテロ
2014年
1着 トレヴ
2着 フリントシャー
3着 タグルーダ
2015年
1着 ゴールデンホーン
2着 フリントシャー
3着 ニューベイ
2016年
1着 ファウンド
2着 ハイランドリール
3着 オーダーオブセントジョージ
2017年
1着 エネイブル
2着 クロスオブスターズ
3着 ユリシーズ
2018年
1着 エネイブル
2着 シーオブクラス
3着 クロスオブスターズ
2019年
1着 ヴァルトガイスト
2着 エネイブル
3着 ソットサス
2020年
1着 ソットサス
2着 インスウーヴ
3着 ペルシアンキング
2021年
1着 トルカータータッソ
2着 タルナワ
3着 ハリケーンレーン
- ローテーション
2012年
1着 ヴェルメイユ賞
2着 フォア賞
3着 ドーヴィル大賞
2013年
1着 ヴェルメイユ賞
2着 フォア賞
3着 ブラスドランジュ賞
2014年
1着 ヴェルメイユ賞
2着 フォア賞
3着 ヨークシャーオークス
2015年
1着 愛チャンピオンS
2着 ソードダンサーインビテーショナルS
3着 ニエル賞
2016年
1着 愛チャンピオンS
2着 愛チャンピオンS
3着 英セントレジャー
2017年
1着 ヨークシャーオークス
2着 フォア賞
3着 インターナショナルS
2018年
1着 セプテンバーS
2着 ヨークシャーオークス
3着 フォア賞
2019年
1着 フォア賞
2着 ヨークシャーオークス
3着 ニエル賞
2020年
1着 愛チャンピオンS
2着 パリ大賞
3着 ムーランドロンシャン賞
2021年
1着 バーデン大賞
2着 愛チャンピオンS
3着 英セントレジャー
- 国別成績
愛:2-1-0
英:3-2-4
仏:4-5-6
日:0-2-0
独:1-0-0
- 血統別成績
※過去5年
Galileo:1-0-1
Sea The Stars:0-2-1
Nathaniel:2-1-0
Siyouni:1-0-1
kingman:0-0-1
Adlerflug:1-1-0
Shamardal:0-1-0
Frankel:0-0-1
- 年齢
3歳:4-3-6
4歳:5-3-3
5歳:1-4-1
6歳:0-0-0
7歳:0-0-0
- 性別
牡馬:4-6-9
牝馬:6-4-1
展開予想
今年の凱旋門賞。例年と異なるのは、タイトルホルダーの存在。
欧州のレースではスタートしてからゆっくり入り、最後の直線で一気にギアを上げるようなレースが多い印象。ですが、タイトルホルダーがいつものように、スタートしてからペースを上げ、持久力勝負に持ち込むような流れにするなら、馬場状態がどうこうではなく(もちろん巧拙はあるものの)、持久力勝負の流れに向くかどうかがポイントになるはず。
まずはタイトルホルダーが逃げるか、ステイフーリッシュ辺りを行かせて2番手から早めに抜け出す競馬をするか。どちらにしても、後ろに脚を使わせる競馬をすると見ています。あとは、和生ジョッキーが馬を信じて、どこまでいつも通りのペースで行けるかがポイントになるでしょう。
タイトルホルダーが、いつも通りの競馬をして流れがある程度流れた時には、後方から長く脚を使えるタイプの台頭が考えられます。その場合、例年通りであれば、内で脚を溜めて直線伸びてくるタイプが良いのですが、ペース的には脚が溜められない可能性が高く、前も開かない可能性が出てきます。それならば、後方外目を抜け出してくるタイプか、タイトルホルダーの後ろで先行して集団馬群に包まれない2列目から抜け出してくるタイプの馬に可能性がありそうだと思います。
最終予想
◎2番トルカータータッソ
○14番アルピニスタ
▲11番タイトルホルダー
△16番アルハキーム
△1番ミシュリフ
△13番グランドグローリー
展開予想にも書いた通り、今年は完全なる持久戦になる可能性が高いと見ています。そうなったときには、昨年の凱旋門賞でも長く良い脚を使って追い込んできた、トルカータータッソのより得意な舞台になるとみます。前走はスローペースを嫌って早めに仕掛けたものの、わずかに競り負けましたが、叩いて状態を上がるでしょうし、ペースも間違いなく今回の方が向くはず。
その他、持久戦、瞬発戦どちらの流れでも好走しているアルピニスタ。この馬が崩れることは考えにくい。そして、自分の競馬が出来る可能性の高いタイトルホルダー。これまで敗れてきた日本馬たちは、もちろん馬場の影響はあるものの、いつもの競馬が出来ていないことが大きな敗因だとみています。また3歳馬ならアルハキームに血統面と持久戦の適性を感じ、日本的なレース(日本馬が好走している)であったドバイシーマクラシックで勝ち星のあるミシュリフ。ジャパンCや前走ヴェルメイユ賞で負けていることから瞬発戦は向いていない、ロンシャンで好走歴のあるグランドグローリーに妙味を感じます。
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