今週末14日(日)に中山競馬場行われる、
【フィリーズレビューG2】の追い切り評価です。
S~Cまでの4段階で出走予定馬の最終追い切りを評価してみました。
予想のご参考にどうぞ!
先週の追い切り評価
弥生賞ディープインパクト記念
【評価S】
ダノンザキッド →3着
【評価A】
ゴールデンシロップ
シュネルマイスター →2着
タイムトゥヘブン
ワンデイモア
チューリップ賞
【評価S】
ストゥーティ →3着
【評価A】
テンハッピーローズ
バリコノユメ
オーシャンS
【評価S】
カレンモエ →2着
【評価A】
アイラブテーラー
アルピニズム
ヴェスターヴァルト
ラヴィングアンサー
フィリーズレビュー 最終追い切り評価
アンブレラデート 【評価A】
栗東坂路
4F 54.2-38.9-24.7-12.0
池添Jを背に、坂路を単走で馬なりから気合を付けつつ追い切られました。
終いが12.0秒と切れのある動き、途中一瞬右を向くシーンもありましたが池添Jが修正するとすぐ前を見てまっすぐ走り抜けました。
ある程度間隔も詰まっていますから、中間の時計は坂路2本だけですが、動きそのものはすがるくスピード間のある動きを見せていますので、これでどこまでやれるかというところでしょう。
ヴァーチャリティ 【評価B】
栗東CW
6F 84.9-68.3-53.0-38.9-12.4
松田Jを背にウッドで外ラチ沿いをゴール前強めで追い切られました。
中間はウッドで4ハロンを2本と最終追い切りの合計3本。
まずまず負荷を掛けられています。
今回は休み明けとなるので、どれだけ仕上がっているかでしょう。
エイシンヒテン 【評価B】
栗東CW
6F 86.0-69.8-53.7-39.0-12.7
助手さんを背に単走馬なりのまま駆け抜けました。
馬なりながらうまの動きには余力があり伸び伸び走れているように見えましたね。
1週前はこのレースにも主そうするシゲルピンクルビーと併せ馬を行い遅れましたが、6ハロン80.7秒と負荷をしっかり掛けられました。
中間は坂路も混ぜて3本時計を出しており、前走関東遠征の後ですが体調は問題なさそうです。
エルカスティージョ※映像無し 【評価A】
栗東P
5F 67.8-52.7-38.2-11.7
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、岩田康Jを背に前走から中4週ほどながらウッドコースで2本、坂路で1本と乗り込んでおり負荷はしっかり掛けられています。
ウッドの2本はともに併せ馬で、最終追い切りは馬なりながら、1.8秒追走で併入とかなり負荷を掛けてきおり中身の濃い調教をこなせていますね。
オパールムーン 【評価B】
栗東CW
6F 85.8-69.4-53.7-39.4-12.0
横山和Jを背に2勝クラスのマテンロウスパークを相手に併せ馬で追い切り。
終いを強めに追われましたが、0.1秒ほど遅れてゴール。
6ハロン85.8秒にもかかわらず、最後は少し伸びあぐねた印象で、トライアルとはいえ本調子には無いような追い切りに見えました。
この追い切りで変わってくるといいのですが。
クープドクール 【評価B】
栗東坂路
4F 54.0-39.0-25.3-12.5
斎藤Jを背に坂路で馬なりから最後は軽く気合を付けられ加速ラップを踏んできました。
少し頭が高いところは気になるものの、まっすぐ駆け上がってきました。
中間は坂路で3本とまずまず負荷を掛けられていますね。
ゴールドチャリス 【評価B】
栗東CW
4F 51.7-37.7-12.7
調教師を背に単走で馬なりの追い切り。
先週は6ハロンから負荷を掛けており、最終は4ハロンで軽めの追い切りとなりました。
多少頭が高く見えましたが、そこまで気にするほどではないでしょう。
中間はウッドも併用しており、負荷もある程度掛けられています。
シゲルピンクルビー 【評価S】
栗東坂路
4F 53.2-39.0-24.7-12.1
調教師を背に坂路で最後強めに追い切られました。
ラスト1ハロンを12.1秒とキレを見せましたね。
中間はウッドとの併用で負荷もかけられていますし、1週前のウッドではこのレースに出走するエイシンヒテンと併せ馬で追い切られ6ハロン80.0からラスト1ハロン11.6秒と抜群のタイムをマークしました。
もちろん昨年のこのレースでは5着と好走しているように侮れはしないでしょう。
権利を取りに来た、そんな仕上げに見えましたね。
スティクス 【評価B】
栗東坂路
4F 54.1-39.4-25.5-12.6
助手さんを背に坂路で単走、強めに追い切られました。
しっかり加速ラップを踏めており仕上がりはまずまずでしょう。
中間は坂路のみで3本、最終追い切り以外は馬なり調整と少し負荷は軽いように思います。
実践に行ってどれだけ変わってくれるかでしょう。
テリーヌ 【評価B】
栗東坂路
4F 51.4-37.0-24.1-12.4
富田Jを背に単走で一杯に追い切られました。
加速ラップではないものの、4ハロン51.4秒はこの馬の自己ベスト。
1週前に一杯に追い切られたことで調子も上向いてきたようです。
中間はそれらを含め坂路のみ3本とまずまずの負荷を掛けられています。
フリード 【評価B】
栗東坂路
4F 52.2-37.6-24.1-12.2
助手さんを背に単走馬なりで追い切られました。
馬なりながらなかなかのタイムをマーク。
もともといつも時計が出るタイプですが、この中間も坂路で3本追い切られ、そのどれもが51秒~52秒と早いタイムをマーク。
今回も休み明けながら調子はキープしていそうです。
ブルーバード 【評価A】
美浦坂路
4F 51.7-37.8-24.4-12.2
柴田大Jを背に坂路の外ラチ沿いを最後だけ少し追われて追い切られました。
まっすぐ駆け上がってきましたし、4ハロン51.7秒である程度出していきながら、最後も12.2-12.2秒と最後まで止まることなく駆け上がってきました。
中間はウッドと併用で、1週前にはウッドで一杯に追い切られ5ハロン67.2秒とまずまず負荷を掛けられています。
ケガからの休み明け&転厩初戦で調教量に疑問符は付きますが、調子は悪くなさそうです。
ポールネイロン 【評価B】
栗東坂路
4F 52.3-38.2-25.0-12.8
藤岡祐Jを背併せ馬で並ぶまもなく抜き去って、0.8秒先着とスピード感ある追い切りでした。
中間は坂路で3本追い切り。
1週前には一杯ながら4ハロン51.0秒と早い時計をマーク。
賞金も足りていますし目指すのは先でしょうが、ある程度仕上げてきた印象です。
ミニーアイル 【評価B】
栗東坂路
4F 52.9-38.8-26.0-13.4
助手さんを背に単走で馬なりから少し気合を付けられました。
前走から間隔は詰まっていますが、その勝った前走時と比べてもそん色ない状態での追い切りに見えます。
中間もウッドと併用で3本追い切られていますから、小倉遠征後と言えど、調子はキープできているのではないでしょうか。
ヨカヨカ 【評価A】
栗東坂路
4F 51.6-37.2-24.4-12.1
幸Jを背に単走から軽く気合を付けられました。
4ハロン51.6秒でまとめながら、ラストは24.4-12.1秒と加速ラップを踏めており、自己ベストを出しています。
中間はウッドと併用で3本時計を出しており、1週までのウッドでは一杯に追われて6ハロン82.6秒をマーク。
そこからグンと良くなったような最終追い切りでした。
休み明けながら調子はかなり上がってきているようです。
ラヴケリー 【評価A】
栗東坂路
4F 54.6-38.8-24.9-12.5
助手さんを背に、単走でゴール前強めに追われ、終い重点ながら加速ラップではないものの、ある程度のスピードを見せました。
この馬の場合、大体いつもこのような追い切りですね。
中間は坂路で3本、1週前には馬なりながら4ハロン51.6秒と速いタイムもマークしています。
休み明けながらいつも通りの調教過程で来れていることに好感が持てますね。
ラストリージョ 【評価B】
美浦W
5F 65.1-50.7-37.0-13.0
調教師を背に単走で強めに追い切り。
前半飛ばした分、終いは13秒掛かりましたが、大分負荷を掛けられてきました。
ただし中間はウッドのみ2本の追い切りで、少し急仕上げ感があります。
この追い切りでどこまで状態が上がってくるかというところでしょう。
ララクリスティーヌ 【評価B】
栗東CW
6F 83.9-67.8-52.8-38.6-12.3
中井Jを背に馬なりから徐々に気合を付けられました。
気合を付けられてからはスピード感のある動きを見せていましたね。
中間は3本ウッドで追い切られ、1週前は一杯に追われ6ハロン82.0秒‐11.9秒となかなかの負荷を掛けられてきました。
前走時から調子は上がっていそうですね。
最後に評価の高かった馬を振り返りましょう。
フィリーズレビュー 調教評価まとめ
【評価S】
シゲルピンクルビー
【評価A】
ブルーバード、ヨカヨカ、ラヴケリー
その他、枠順や馬場状態、データなどを加味した最終予想を、
13日(土)に公開予定ですのでお楽しみに!
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※調教映像はグリーンチャンネルさんを、調教タイムなど詳細は競馬ブックさんを参考にさせていただいています。
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