【Ｇ１特集】2021年朝日杯フューチュリティステークス（過去10年データ・調教評価・最終予想）

今回は12月19日(日)に阪神競馬場で行われる、

朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）

このレースの特集を行っていきたいと思います。

特集とは言っていますが、結論自分が予想するうえで必要な項目をまとめたページだということです（笑）

ですのでぜひあなたの予想にもお役に立てていただければ幸いです。

ということで、予想のために取り上げるのは主に4つの項目です。

過去10年のデータ
調教評価
最終予想

では参りましょう！

と、その前にまずはレースの概要と私レッドウッドの思い出から（笑）。

2021朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）概要
朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）過去10年のデータ
朝日杯フューチュリティステークス調教評価
朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）最終予想調教評価まとめ
朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）最終予想

2021朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）概要

私の中で朝日杯フューチュリティステークスと言えば、
朝日杯FSに名称変更となる前年の2000年のレースが印象的です。

勝った馬はメジロベイリー。2着が前走東スポ2歳S勝ちで一番人気のタガノテイオー。
3着は公営所属のネイティブハートでしたね。

勝ったメジロベイリーは10番人気。前走で未勝利を勝ち上がったばかりでしたが、
それまで戦ってきた未勝利戦では骨っぽい馬たちを相手に善戦していましたから実力の片りんは見せていました。

結果として私は馬連8860円を的中させるわけなのですが、
そもそもこの勝ち馬メジロベイリーは私の大好きなメジロブライトの半弟。

そりゃあ応援するでしょう（笑）

その後故障などもあり勝利することなく2戦走っただけで引退となってしまいましたが、
兄弟そろってＧ１勝ちと素晴らしい結果を残してくれました。

兄のメジロブライトは父メジロライアン、弟であるメジロベイリーの父はサンデーサイレンスと、まさに漫画マキバオーのマキバオーとブリッツのような世界を表現した兄弟関係でしたね（笑）。

さすがに今年兄弟でＧ１勝利を狙うような馬はいませんが、
2000年の時のようなドラマティックなレースを期待しています。

朝日杯フューチュリティステークス（Ｇ１）過去10年のデータ

朝日杯フューチュリティステークス調教評価

アルナシーム【評価Ｂ】
栗東ＣＷ
６Ｆ　68.6-52.5-37.2-11.4
中間はウッド主体で調整されており、
1週前には池添Ｊを背にウッドを単走で5ハロンから強めに追われ66.8-11.5秒をマーク。
さらに12日(日)に坂路を単走馬なりで56.4-13.5秒の軽め調整。

そして最終追い切りでは再度池添Ｊを背にウッドを単走で終い強めに追われ終い重点の追い切りを消化しました。

前走レース時にはかなり我慢が出来ず暴走してしまいましたが、調教では何とか我慢出来ているといった感じ。そんな中でも前半我慢して終い重点の調整が出来ていることは好材料ではないでしょうか。

ヴィアドロローサ【評価Ｂ】
美浦Ｗ
５Ｆ　67.3-51.6-37.2-11.8
中間は坂路と併用で調整されており、
1週前には鮫島Ｊを背にウッドを併せ馬で1.6秒追走し一杯に追われ66.9-11.9秒で0.4秒先着。しっかり追走から先着と負荷を掛けていましたね。

また12日(日)にもキリで動きは見えませんが坂路を単走で57.4-13.5秒の負荷を掛けています。

そして最終追い切りではウッドを単走で馬なりのまま駆け抜けました。
比較的軽めの内容ですが、前肢をしっかり前へと伸ばして大きなストライドで走ることが出来ていました。1週前にしっかり追い切ったことで仕上がったという判断でしょう。

オタルエバー【評価Ａ】
栗東坂路
４Ｆ　52.2-37.6-24.3-11.9
中間はポリトラックと併用で調整されており、
1週前にはポリトラックを幸Ｊを背に併せ馬で1.0秒追走から強めに追われ81.0-11.5秒をマークしアタマ差先着。

そして最終追い切りでも幸Ｊを背に坂路を単走で馬なりのまま駆け上がりました。
この馬らしいスピード感のある動きを見せており状態の良さが伝わってきましたし、このスピードが生きる流れになれば良さが十分に活かせるのではないでしょうか。

カジュフェイス【評価Ｂ】
栗東坂路
４Ｆ　51.5-38.0-25.5-13.3
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には坂路を併せ馬で1.1秒追走し馬なりのまま52.5-12.9秒をマークし0.6秒先着。
4ハロンタイムは自己ベストにコンマ0.1秒迫るものでした。

さらに12日(日)にもウッドを馬なりのまま86.0-12.4秒と負荷を掛けてきています。

そして最終追い切りでは秋山Ｊを背に坂路を単走で馬なりのまま駆け上がりました。
ラストこそ掛かってしまっているものの特に追ったわけではないですし、4ハロンタイムは自己ベストを大幅に更新。ここへ来て状態もグンと上向いてきているでしょう。

後は展開や距離次第といったところです。

ジオグリフ【評価Ｂ】
美浦Ｗ
６Ｆ　82.8-66.7-52.2-38.3-11.9
中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはルメールＪを背にウッドを併せ馬で馬なりのまま84.6-11.8秒で併入。
12日(日)には坂路を単走で強めに追われ54.5-12.5秒で駆け上がり負荷も掛けてきました。

そして最終追い切りではウッドを3頭併せの内で1.8秒追走しゴール前仕掛けられ併入してきました。当週も6ハロンからしっかり乗り込まれていますし、追われてからの反応も上々。

1週前にはルメールＪともコンタクトが取れていますし休み明けながら仕上がり上々でしょう。

シンミステリス【評価Ｃ】
栗東ＣＷ
６Ｆ　83.7-67.8-53.1-37.8-11.8
中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬で0.8秒追走し一杯に追われ83.9-11.6秒の自己ベストをマークし0.1秒先着。
12日(日)にも終い重点の軽めながら59.4-12.6秒をマーク。

そして最終追い切りでは国分優Ｊを背にウッドを併せ馬で0.5秒追走から一杯に追われ0.1秒だけ遅れました。
遅れ自体は6ハロンタイムが自己ベストなだけにそこまで気にする必要は無いと思いますが、二歳未勝利相手に先着はしてほしかったところですね。

スプリットザシー【評価Ｂ】
栗東坂路
４Ｆ　54.2-38.0-24.5-12.4
中間は坂路主体で調整されており、
1週前には坂路を単走でラスト強めに追われ55.1-12.3秒をマーク。
その後最終追い切りの前日14日(火)にも坂路を軽めに58.1-13.0秒と時計になっています。

そして最終追い切りでは坂路を単走でラスト強めに追われ駆け上がりました。
しっかり最後まで加速出来ている点は好印象です。

セッカチケーン【評価Ｃ】
美浦Ｗ
５Ｆ　68.1-52.4-38.5-12.5
中間は坂路と併用で調整されており、
1週前には坂路を併せ馬で0.4秒先行し馬なりのまま56.3-13.2秒で併入。
その後12日(日)にも坂路を単走馬なりで追い切られ57.8-14.3秒をマークしまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りではウッドを併せ馬で0.6秒追走し馬なりのまま0.1秒先着。
欲を言えばもう少しラストの脚の鋭さがあればといったところですが追走から先着出来ている点は好材料でしょう。

セリフォス【評価Ａ】
栗東ＣＷ
４Ｆ　56.4-40.1-12.3
中間は坂路と併用で調整されており、
2週前には坂路を単走馬なりで57.4-12.5秒をマーク。
1週前にはＣ．デムーロＪを背にウッドを併せ馬で0.6秒追走し一杯に追われ80.4-11.5秒の自己ベストをマークし0.7秒先着しました。格上相手にしっかり追われ自己ベストをマークして先着と状態の良さを物語っています。

そして最終追い切りでは前走時と同じようにウッドを4ハロンから馬なりで状態を確かめるように駆け抜けました。
ここでもＣ．デムーロＪが跨りコンタクトを取っていましたね。状態は万全なのではないでしょうか。

ダノンスコーピオン【評価Ａ】
栗東坂路
４Ｆ　52.3-37.6-24.3-12.1
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には松山Ｊを背にウッドを併せ馬で2.3秒追走し馬なりのまま81.9-11.7秒の好タイムをマークし0.2秒先着。大きく追走し負荷を掛けてきました。

また12日(日)にも坂路を単走で馬なりながら58.3-13.9秒とまずまず負荷を掛けています。

そして最終追い切りでは松山Ｊを背に坂路を併せ馬で1.3秒追走し馬なりのまま駆け上がりクビだけ遅れ。
ただ最後まで加速していますし4ハロンタイムも自己ベストなので問題は無いでしょう。
まだまだ若さを見せる走りで完成は先でしょうが前脚の力強さなどは素質を感じますし、状態自体も良さそうですね。

トウシンマカオ【評価Ｂ】
美浦坂路
４Ｆ　52.6-38.6-25.4-13.0
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬で0.5秒追走し馬なりのまま84.1-11.9秒をマークし併入。
12日(日)にも坂路を馬なりのまま54.5-12.5秒と負荷を掛けてきました。

そして最終追い切りでは坂路を併せ馬で0.8秒追走し強めに追われ駆け上がり併入。
ラスト1ハロンは少し物足りないものの4ハロンタイムは自己ベスト。体調自体は良さそうです。

ドウデュース【評価Ａ】
栗東ポリトラック
５Ｆ　64.8-50.4-37.4-11.5
中間は坂路とウッドと併用で調整されており、
1週前には武Ｊを背にウッドを単走でやや一杯に追われ78.4-11.4秒の好タイムをマークし駆け抜けました。最後まで力強い脚さばきで加速していきましたね。

また12日(日)にも坂路を馬なりで軽めですが61.1-14.8秒で時計が出ています。

そして最終追い切りではポリトラックを併せ馬で0.8秒先行し馬なりのまま0.3秒先着してきました。抑えきれないような手ごたえで最後だけ手綱を緩めると一気に加速していきましたね。
いつも最終追い切りは芝コースかポリトラックで軽めの調整なので、今回もいつも通りの調整が出来ているでしょう。状態は良さそうです。

トゥードジボン【評価Ｂ】
栗東ＣＷ
６Ｆ　85.5-69.8-54.2-38.4-11.4
中間は芝コースと併用で調整されており、
2週前には芝コースを併せ馬で1.0秒追走し馬なりのまま53.5-11.9秒をマークしクビだけ先着。
1週前には藤岡祐Ｊを背に芝コースを併せ馬で0.7秒追走から一杯に追われ64.5-11.6秒をマークし0.2秒先着。
2週連続で併せ馬先着と負荷を掛けていますね。

そして最終追い切りでは同じく藤岡祐Ｊを背にウッドを単走で一杯に追われ駆け抜けました。終い重点ながらラストはしっかり加速出来ており状態の良さが伺えますね。
ただいつもではありますが頭の高さは気になるところです。

ドーブネ【評価Ｂ】
栗東ＣＷ
６Ｆ　86.7-69.7-53.6-38.0-11.9
中間はウッド主体で調整されており、
2週前にはウッドを単走で7ハロンから馬なりのまま駆け抜け98.8-82.9-13.0秒をマーク。さらに1週前には吉田隼Ｊを背にウッドを単走で馬なりのまま駆け抜け81.6-12.1秒をマーク。

そして最終追い切りでも吉田隼Ｊを背にウッドを単走で馬なりのまま駆け抜けました。
終い重点ですが最後まで重心を低く集中した走りで加速出来ていましたね。
中間でもある程度距離を意識してか長めから入念に負荷を掛けられてきていますので、この馬なりに状態面は良くなっているようです。

プルパレイ【評価Ａ】
栗東坂路
４Ｆ　52.1-37.2-24.0-12.1
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはデムーロＪを背にウッドを併せ馬で5ハロンから0.2秒追走しラストを一杯に追われ68.9-11.3秒をマークしクビ差先着。ラストのキレはかなりスピード感がありましたね。
その後14日(火)に坂路を単走で馬なりのまま61.2-12.9秒と時計が出ていました。

そして最終追い切りではデムーロＪを背に坂路を併せ馬で0.5秒追走からラストを一杯に追われアタマ差先着。
4ハロンもある程度速いタイムですしそれでいて最後までスピードを持続出来ていてこの馬らしいスピード感のある走りが出来ていました。

すこし間隔の空いた前走を叩かれさらに状態は上向きでしょう。