2022マイルCS(G1)予想

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G1特集

この記事では、20日(日)に阪神競馬場で行われる、

マイルCS(G1)

このレースの予想に関する情報をお届けしていきます。

内容としては、全頭評価と最終追い切り高評価馬、最終的な予想印から買い方まで全てお届けします。

※全頭評価とは、出走予定馬1頭1頭の得意な条件や特徴を短評としてまとめたものです

ぜひ最後までご覧ください。



全頭評価

ウインカーネリアン
近走は外2.3番手で折り合い力を発揮できるように。近走は新潟で好走しているが、阪神や中山など坂のあるコースでの好走も多い馬で、舞台設定は悪くない。4走前の六甲Sはさすがに1年ぶりのレースでバテたが、米子Sは手ごたえ十分で強い内容だった。皐月賞でも4着となっているように力はあった馬が、休養を挟んで本格化した。ただし、G1では馬場と展開の恩恵が欲しい。新潟以外ならイーブンペースで力を出せるはず。

エアロロノア
阪神得意、良馬場希望だがマイラーズCも追い出し待たされる不利あった。富士Sも内をすくって伸びている。スローからミドル希望で、速くなると追走で脚を使ってしまう。出来れば外目をスムーズに加速したい。

サリオス
前走は直線狭くなった分脚が溜まった印象。非根幹の方がパフォーマンス良い。また、距離延長の方が成績の良い一族でこの馬もそう。持続力タイプなのでペースは流れて欲しい。当日の馬体重は注視したい。

ジャスティンカフェ
典さんによって末脚能力開花。ハマった時の末脚はこのメンバーでも上位。前走スムーズな競馬をしながらも2着は不満も力は付けてきている。スローからの瞬発力勝負向きなのでペースや舞台設定は悪くない。外枠希望。

シュネルマイスター
前走は直線で挟まれる不利あり。それでも0.5秒差と詰めている。マイルに戻って改めて。基礎能力はこのメンバーでも最上位だが、スローだと取りこぼし続けている。極力流れて欲しいところ。ルメールに戻ることはプラス。

セリフォス
NHKマイルCでは馬場の悪い内を通って0.3秒差。近走は溜める競馬が板に付いてきた。前走斤量差があったものの勝ち切ったことは評価できる。トビが大きいタイプで前走はバイアスも向いていた。馬込の中で競馬をすると踏み遅れるケースがあるので、外枠からスムーズな競馬を希望。

ソウルラッシュ
安田記念は直線前が2度3度詰まり全く追えていなかった。前走富士Sでは高速馬場や速い上りにも対応してきた。3歳馬より斤量重い中でクビ差2着は評価できる。さらに雨が降るとより評価が上がる。ペースとしてはミドルやハイペースに適性があり、スローになると分が悪いか。

ソダシ
前走は僅かに敗れたものの、他の馬より2キロ重かったことを考えれば負けて強しの内容。札幌記念で負けたことで、改めてマイルに照準を絞ってきた点は好印象。桜花賞のように高速馬場で持続的な脚を求められるレースが得意。牡馬の一線級とどこまで戦えるか。

ダノンザキッド
安田記念は早め先頭で0.2秒差で最後まで粘った。関屋記念は前残りの馬場で直線反応遅く、前走毎日王冠はスタート前にアクシデントで外枠発走と、それぞれ敗因は説明できる。昨年3着の舞台ですが、鞍上がカギ。

ダノンスコーピオン
前走は同じ3歳馬のセリフォスと2キロ差があり、道中もマークされる形で先に抜け出したものの、最後は差されて3着。休み明けでもあったし、一叩きされて状態はまず上向いてくるはず。NHKマイルCでは、早め先頭で後方から追い込んだ馬が2,3着に来るぺースの中、最後までしのぎ切った内容が強い。
阪神マイルもアーリントンカップや朝日杯で経験済み。レベルの高い3歳世代のトップで古馬相手にも通用するなら。

ハッピーアワー
近走はスタートも悪いし、追走力も無いのでマイルのG1ではより厳しい。

ピースオブエイト
前走スタートで外にヨレて後方から。最後は詰めているものの、前3頭との差は大きく感じた。今回ゴール前に坂があり、重賞勝ちのある阪神でどこまで変われるか。

ファルコニア
前走で初めて重賞勝ち。途中のマクリにも動じず正攻法の競馬で押し切った。ただ、あまりにもスムーズな競馬だったとも言え、G1の一線級相手にその戦法でどこまで粘り込めるか。

ベステンダンク
今回ハナを主張しそうな馬がこの馬。行くときは思い切りよく行って、10歳馬ながら見せ場を作ることもあるが、近年好走しているのは坂が無いコースが多く、坂のある阪神、それもG1となるとさすがに厳しいか。

ホウオウアマゾン
前走は休み明け、馬体も緩くスタートでも立ち遅れ。マイラーズC2着や昨年のこのレースも僅差5着と阪神コースには相性が良い。状態が戻っていてこの馬の競馬に徹することが出来れば力は出し切れる。ただ、先週の馬場状態からすると前に行くこの馬には分が悪いかもしれないが、重い馬場自体は得意。

マテンロウオリオン
前走スワンSでは、スタートから最後方。直線も外に大きく膨れつつ、一度も鞭を使わずで上がり最速をマーク。馬場バイアスも向いていなかった中で、休み明け初戦としては良い内容だった。夏を越して成長も見込めるだけに、力さえ足りるなら一発があっても。阪神のようなタフな馬場も合っている。

ロータスランド
前走坂で勢い鈍ったのは休み明けの分か。1400mがベストな感はあり、1600mなら平坦の方が良さそう。ただ、馬場が渋るならプラスに働きそう。

最終追い切り高評価馬

エアロロノア
馬の後ろで我慢して合図とともにしっかり反応してきた。

ジャスティンカフェ
コーナーから直線に入った辺りでは少し行きたがる素振りを見せたものの、馬なりながら合図を送られると一気に加速し、併せた馬を並ぶまもなく交わしてきた。


ソウルラッシュ
坂路で単走ながら、まっすぐ走り、少し促されるとラストは11.8秒とキレた。


ソダシ
持ったままで坂路をまっすぐ駆け上がる。ラスト2ハロンのタイムも優秀。


ダノンスコーピオン
坂路で追い切られる。胸前の力強い動きと掻き込みで、パワフルな動きだった。

ロータスランド
坂路を馬の後ろで我慢させて軽く促しただけで一気に加速。最終追い切りとしては、多少時計は速いものの、馬なりで調整できたことは距離延長となる今回プラスとなりそう。

レース展開予想

逃げそうなのは、ベステンダンクかホウオウアマゾンの2頭。2頭共、何が何でも逃げたいタイプではないですが、どちらかと言えばベステンダンクの方が逃げる可能性が高そう。ただし、今回内に入ったのはホウオウの方で、少し主張してくるようであれば、最初のコーナーまでの距離はそこそこあるので競り合って速くなる可能性もある。


その後に続くのが、ウィンカーネリアン、ソダシ、ファルコニア辺りで、先行馬はそう多くなく全体的にはミドルペース想定。(ただし前述のように競り合えば少し速くなる可能性も)
中団にはダノンの2頭とロータスランドやソウルラッシュ。サリオスやセリフォス辺りもこの辺りでしょう。そして後方には、シュネルマイスターやジャスティンカフェ、エアロロノア、マテンロウオリオンが虎視眈々と末脚を温存する流れとなるでしょう。


ミドルから少し速い想定であれば、よほどスローではない限りゴールに近づくにつれ上がりが掛かり、パワーと持続力に優れた差し馬に有利となりそう。ゴール前、一気に差し馬が台頭してくることも十分にイメージ出来ますね。


後は、内が伸びるか外が伸びるか。先週のままなら外差し有利となりそうですが、有力馬のほとんどは内枠に入ったということで、各ジョッキーの手綱捌きやポジション取りが重要となりそうです。


今週もレース当日は雨予報となっており、馬場状態は読みづらいですが、先週に引き続きAコース仕様なので内は荒れて外有利になる可能性が高いですね。その辺りは、明日土曜日の馬場状態や傾向も確認する必要が有るでしょう。


ちなみに過去のレースから、雨や重い馬場が得意なのは、ロータスランド・ソウルラッシュ・ホウオウアマゾン辺りですね。

最終予想印

◎15ダノンスコーピオン
○6ソダシ
▲7ジャスティンカフェ
10セリオス
△3ダノンザキッド
△11ソウルラッシュ
△9ピースオブエイト

※ペースとしてはミドル以上の流れを想定しています

◎15ダノンスコーピオン
前走富士Sを叩いて明らかに上昇が見込める1頭です。
土曜日の馬場状態を見ても外枠で後ろ過ぎない位置から競馬が出来るセンスも、どんな競馬にも対応出来そうで、勝つイメージが最も湧く馬です。
時計勝負にも対応可能で、恐らくミドル以上のペースになることが想定されるので、その流れもこの馬の得意とするところ。鞍上川田ジョッキーの短距離レースも心強い。

○6ソダシ
流れが速くなればなるほど、逆に言えばスローでなければこの阪神の1600mがこの馬のパフォーマンスを最も発揮できる舞台でしょう。
調教においてもいつも良いですが、いつにもまして動けている印象。
早め抜け出しで最後までパワーを活かして押し切るイメージです。
最後に差し込まれたとしても、3着以内には残してくれそうです。

7ジャスティンカフェ 10セリオス
の馬はスローの後傾戦よりも持続力を活かした長く脚を使うレースが向いているタイプだと見ています。
前走毎日王冠なんかもまさしくそうで、最後はサリオスに差されてしまったものの、そのサリオスと並んで上がり最速タイの末脚をマーク。常に脚を使ってくれるところが魅力です。
前走は馬体重も+8キロと絞れる余地もありますし、事実最終追い切りではウッドで反応の良さを見せる好仕上がり。雨が降ったとしても対応可能で、3着以内の可能性は高いと見ています。
もちろん流れ次第では一発があっても。

△3ダノンザキッド
前走はスタート前にアクシデントがあった。さらにレッドベルオーブが刻んだ速めの流れを3番手追走しつつ最後まで接戦に持ち込んだ内容は、負けて強しの内容でした。
昨年3着の舞台でもあり、その昨年よりも流れそうなペース想定ならもっと力を出せても良さそう。
何より、ジョッキーの乗り替わりの影響か思っていた以上に人気がないところも妙味があるでしょう。

△11ソウルラッシュ
前走富士Sで2着に好走。これまで時計面に課題があると見られていたが、その前走で時計面の対応を見せました。
2走前の安田記念ではスローとペースも向きませんでしたが直線完全に前が詰まって追えなかったことが主な敗因でした。
前走から一叩きされてさらに状態も上向いています。多少時計が掛かる馬場状態は持ってこいですし、少しでもペースが速くなるようならよりこの馬向きになるでしょう。

△9ピースオブエイト
3歳馬からもう一頭はこの馬を選びました。
理由は1800m以上での好走経験です。過去に3歳で好走した馬を見渡しても、1800m以上で好走歴がありました。
この馬は阪神1800mの毎日杯を制していますから、他の3歳馬よりは適性があると見ています。

買い方

単勝:15

馬連:15-3.6.7.9.11 5点

3連複:15-3.6.7.9.11 10点


以上が、マイルCS(G1)予想でした。ぜひ、予想の参考にしていただければ幸いです。

また次回はジャパンC(G1)を予定していますので、楽しみにていてくださいね。

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調教や前走不利、展開から予想を行っています。23年5月に初子が生まれ現在育休を取得して育児に奮闘中!👶

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