今週末6日(土)に中山競馬場行われる、
【オーシャンステークスG3】の追い切り評価です。
S~Cまでの4段階で出走予定馬の最終追い切りを評価してみました。
予想のご参考にどうぞ!
先週の追い切り評価
中山記念
【評価S】
パンサラッサ
ヒシイグアス →1着
【評価A】
ケイデンスコール →2着
トーセンスーリヤ
阪急杯
【評価S】
レシステンシア →1着
【評価A】
ジャンダルム →3着
ダノンファンタジー
トライン
ミッキーブリランテ →2着
ロードアクア
オーシャンステークス 最終追い切り評価
アイラブテーラー 【評価A】
栗東CW
4F 78.8-64.4-50.8-37.8-12.2
不良馬場の栗東CWで6ハロンを強めに追い切られました。
いつも調教は動く馬ですし、脚抜きが良かったこともあるかもしれませんが、
6ハロン78.8秒はなかなか早いタイムで、終いも12.2秒とまとめられていることから、
前走時より今回の方が力を発揮できそう。
残り200mくらいの位置で前を走っていた馬たちに追いつき、少し狭かったかな?という場面もある中最後まで伸ばしてきましたね。
距離的にも1200mの方が合っていそうなので、ここは楽しみです。
アウィルアウェイ 【評価B】
栗東坂路
4F 54.2-39.0-25.7-13.0
前走マイルCSから3ヶ月半の休み明けとなる今回は、
坂路で助手さんを背に一杯に追い切られ、この馬としてはまずまずのタイムをマーク。
坂路を中心にそれなりの量を乗り込まれています。
最後は13.0秒と少し脚が上がり気味でしたが、この馬なりに動ける状態にあるのではないでしょうか。
アストラエンブレム 【評価B】
美浦坂路
4F 51.0-38.0-25.5-12.8
坂路の外目を石川裕Jを背に併せ馬で駆け上がってきました。
馬なりながら4ハロン51.0秒で終いも12.8秒とある程度の時計でまとめられていることから、8歳とは言え前走も勝っているようにここへきて調子落ちはなさそうです。
前走と同じ舞台ですが、走り方を見ても前足の掻き込みが強く、
直線の急坂にも合っていそうなのでここでも面白い存在になりそうです。
アルピニズム 【評価A】
美浦坂路
4F 51.2-36.8-24.0-12.0
坂路で助手さんを背に単走でゴール手前から強めに追われました。
スピードに乗った走りで全体も51.2秒と早く、それでいて終いも12.0秒ときっちりまとめてきましたね。
ここまで連勝の勢いが調教にも表れています。
ただ最後追われてからも頭が高いのは若干気になりましたが、
その状態でここまで連勝出来ているのですからそこまで気にならないかもしれません。
パワフルな走り方で中山コースで結果を出しているのもうなずけますね。
アンヴァル 【評価B】
栗東坂路
4F 54.1-39.5-25.6-12.7
助手さんを背に坂路で単走。
ゴール前で軽く仕掛けられ12.9秒-12.7秒の加速ラップでまとめました。
ただ仕掛けられるタイミングから右に持たれるというか右を向き始めてまっすぐ走れていない点が気になりましたね。
ヴェスターヴァルト※映像無し 【評価A】
美浦W
5F 67.9-53.4-39.6-12.2
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、前走から中4週ほどながらウッドコースで2本、坂路で1本と乗り込んでおり負荷はしっかり掛けられています。
ウッドの2本はともに併せ馬で、最終追い切りは馬なりながら、1.8秒追走で併入とかなり負荷を掛けてきおり中身の濃い調教をこなせていますね。
エイティーンガール※映像無し 【評価B】
栗東芝
4F 51.0-36.8-11.7
こちらもグリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、調教師を背に芝コースを単走で追い切り。
1週前にはCWで追い切られ6ハロン87.4秒-1ハロン11.9秒とまずまずの追い切りをこなしており、直前は軽めの調整でした。
前走時も同じようなパターンでしたので、問題ないでしょう。
カイザーミノル※映像無し 【評価B】
栗東坂路
4F 54.2-39.8-25.7-12.5
こちらもグリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、助手さんを背に坂路で馬なり。
集中力を切らさないように追い切られていましたが、終いの伸びも12.0秒と上々。
今回2/21のレース以来と感覚が詰まっていますが、しっかり時計も出してこれたので、この馬の力は出せる出来にあるのではないでしょうか。
カレンモエ 【評価S】
栗東坂路
4F 52.4-37.5-24.0-11.6
北村友Jを背に単走で徐々に気合を付けながら追い切り。
最後だけ強めに追い切られましたが、終いの伸びは11.6秒破格。
映像を見ていても芦毛の目立つ馬体が躍動していましたね。2/25にも坂路で50.3秒-11.8秒と抜群のタイムを出しているように休み明けながらここで重賞を取りに来ているような調教内容です。
キングハート※映像無し 【評価B】
美浦坂路
4F 53.5-39.2-25.6-12.4
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、木幡功Jを背に馬なりで追い切られました。
まずまずの時計で最終追いとしても十分ですが、1週前の2/24には強めに追い切られ、49.4の一番時計&自己ベスト更新と8歳馬らしからぬタイムをマーク。
ただ前回自己ベストを出したのが昨年の4月で、その時出走したレースでは14着と惨敗。
もちろん昨年のこのレースでは5着と好走しているように侮れはしないでしょう。
コントラチェック※映像無し 【評価B】
美浦W
5F 69.1-54.0-39.9-12.4
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、木幡育Jを背に馬なりで追い切られました。
この中間は坂路との併用で負荷もかけられており、最終も併せ馬で終い12.4秒と上々。
近走はレースでも終いを伸ばす競馬をしており、調教でもそれを意識した動きをしていることから、いつかハマってもおかしくはないポテンシャルはあると思っています。
ダイメイフジ※映像無し 【評価B】
栗東坂路
4F 53.1-38.0-24.6-12.5
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、助手さんを背に併せ馬で一杯の追い切り。
中間は2本の追い切りですが、ともに併せ馬で追い切られているので、負荷としてはまずまずでしょう。
ナリタスターワン※映像無し 【評価C】
浦和調教場
5F 68.0-53.3-39.0-13.0
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、地方から参戦のため浦和の調教上で追い切り。
正直よくわからないことだらけですが、ここでは強く押せないですね。
ビアンフェ※映像無し 【評価B】
栗東CW
4F 54.8-40.2-12.7
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、藤岡祐Jを背に馬なりで追い切り。
昨年のスプリンターズS以来となりますが、中間は3本の追い切りで、内直前の2本はCWで軽めと本番を見据えた追い切りのようにも見えました。
実際映像を見たわけではないので何とも言えませんが、もう少し負荷が欲しいところですね。
ヒロイックアゲイン※映像無し 【評価B】
美浦坂路
4F 51.1-37.1-25.0-12.9
グリーンチャンネルの調教映像に3日(水)時点で映像が無かったのでわからないところもありますが、助手さんを背に馬なりで追い切り。
中間は2本坂路で追い切られ、ともに馬なりながらも1週前は終い重点で23.8秒-12.0秒と好タイムをマークし、最終追い切りは4ハロン51.1秒と前傾ラップでまとめてきました。
間隔は詰まっていますが調子は良さそうです。
ラヴィングアンサー 【評価A】
栗東坂路
4F 51.4-37.9-24.7-12.3
助手さんを背に鞭も一発、最後まで気合を付けて追い切られました。
一杯に追ったこともありますが、まずまずの好タイムをマークしましたね。
ここまでレース間隔が詰まっていますが、それでも中間は坂路で3本乗っており、さらに最終追い切りでは一杯に追い切られていますから、体調そのものは良さそうです。
展開がハマれば一発あってもおかしくないでしょう。
最後に評価の高かった馬を振り返りましょう。
オーシャンステークス 調教評価まとめ
【評価S】
カレンモエ
【評価A】
アイラブテーラー、アルピニズム、ヴェスターヴァルト、ラヴィングアンサー
その他、枠順や馬場状態、データなどを加味した最終予想を、
5日(金)に公開予定ですのでお楽しみに!
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※調教映像はグリーンチャンネルさんを、調教タイムなど詳細は競馬ブックさんを参考にさせていただいています。
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