【G1特集】2021年チャンピオンズカップ(過去10年データ・調教評価・展開予想・最終予想)

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G1特集

今回は12月5日(日)に中京競馬場で行われる、

チャンピオンズカップ(G1)

このレースの特集を行っていきたいと思います。

特集とは言っていますが、結論自分が予想するうえで必要な項目をまとめたページだということです(笑)

ですのでぜひあなたの予想にもお役に立てていただければ幸いです。

ということで、予想のために取り上げるのは主に4つの項目です。

  • 過去10年のデータ
  • 調教評価
  • 展開予想
  • 最終予想

では参りましょう!

と、その前にまずはレースの概要と私レッドウッドの思い出から(笑)。

2021 チャンピオンズカップ(G1) 概要

チャンピオンズカップと名称と競馬場を変更して早7年。
それまではジャパンカップダートとして阪神で行われたり、その前2000年の創設時には東京2100mでジャパンカップの前日土曜日に行われていましたね。懐かしいw

そのジャパンカップダートで思い浮かぶのはもちろんクロフネ。
あの当時の強さは度肝を抜かれました。当時強かったウイングアローたちを完全に子供扱いしていましたからね。

そして今年はそのクロフネの娘ソダシが初めてのダート出走にこのG1を選択。
ここも制して芝との二刀流達成なるか。

レッドウッド個人的な思い出としては創設された2000年のウイングアローが勝ったレースです。
その当時ダートでメチャクチャ強いというわけではなく、いや強かったんですがどちらかというと安定して走るイメージのあったウイングアローですがこのレースではとても強い競馬を見せていました。

フェブラリーSも勝っているのですがやはりこの2100mのような長い距離で強さを発揮していましたね。

馬券としては4着となった11番人気の馬券を買っていて悶絶した思い出があります(笑)。

今年はそうならないように3着以内の馬を選んでバッチリ的中させたいと思います!

チャンピオンズカップ(G1) 過去10年のデータ

人気

年齢

枠順

ローテーション

前走着順

前走脚質

血統

チャンピオンズカップ(G1) 調教評価

アナザートゥルース【評価A】
美浦W
6F 68.3-53.4-39.3-12.2

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬でゴール前仕掛けられ83.7-11.5秒で0.2秒先着。
前走時よりさらに反応が良くなっているように思います。

更に28日(日)には坂路を単走で馬なりのまま56.8-12.5秒と負荷を掛けられています。

そして最終追い切りではウッドを併せ馬の外で0.5秒追走し馬なりのまま併入。
1週前にしっかり負荷を掛けていますのでここでは軽めの調整でしたが、叩き良化型らしく前走よりも状態は上がっているように思います。

インティ【評価B】
栗東坂路
4F 52.6-38.3-25.0-12.4

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを単走でやや一杯に追われ84.3-12.1秒をマーク。

また28日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが55.2-12.6秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りでは坂路を単走で一杯に追われ最後まで加速ラップを刻んできましたね。
G1を勝った時と比べると良い意味で年齢なりの動きになってきたと思いますが、それでも前走を叩かれて状態は上向いているのではないでしょうか。

エアスピネル【評価B】
栗東坂路
4F 51.0-37.6-24.8-12.4

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には坂路を単走で馬なりのまま55.9-13.3秒をマーク。
さらに28日(日)にはウッドを単走で強めに追われ69.0-12.4をマークし負荷をそれなりに掛けてきています。

そして最終追い切りでは坂路を併せ馬で0.7秒追走し馬なりのままクビ差先着しました。
元々調教では動く馬ですが、前走より馬なりのままで良い反応を見せているだけに状態も上がってきているでしょう。

オーヴェルニュ【評価B】
栗東CW
6F 84.5-68.0-52.4-38.0-12.0

中間はウッド主体で調整されており、
間隔も詰まっていることから速いところは1週前と最終の2本だけ。
1週前は福永Jを背にウッドを単走で強めに追われ83.0-12.1秒をマーク。

さらに最終追い切りでは福永Jを背にウッドを単走で馬なりのまま駆け抜けました。
相変わらずダート馬とは思えないくらいの手先に軽さがある走りですが、力は出せる仕上がりにあるのではないでしょうか。

カジノフォンテン【評価B】
船橋外
6F 76.4-61.2-47.7-35.9-11.5

中間はいつも通り船橋競馬場のダートコースで調整されています。
速いところは遠征明けでもあるので2本だけですが、特に最終追い切りでは馬なりのままながら好タイムをマーク。

中央のG1ということでしっかり負荷を掛けてきた印象。
状態に関しては問題ないと思うので後は馬場が合うかどうかでしょう。

カフェファラオ【評価A】
美浦W
4F 56.1-40.4-12.1

中間は坂路と併用で調整されており、
2週前にはウッドを併せ馬で0.5秒追走し馬なりのまま85.6-11.7秒で0.4秒遅れ。余裕残しではあったので遅れは問題ないでしょう。

そして1週前はルメールJを背にウッドを併せ馬で0.8秒追走から馬なりのまま82.7-11.5秒をマークし0.2秒先着。
今回はブリンカーを着用し落ち着いた中で手ごたえ十分の走りでした。
ブリンカーの効果も十分にあったのではないでしょうか。

そして最終追い切りではウッドを4ハロン追いで軽めの調整。1.2週前と併せ馬で負荷を掛けられていますから当週はサラっと。仕上がったとみて良いでしょう。

クリンチャー【評価B】
栗東坂路
4F 計測エラー-39.4-25.4-12.6

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを単走で終い強めに追われ84.9-12.6秒をマーク。
ゴール番を過ぎてもある程度追われていたので負荷も掛かっていたでしょう。

そして最終追い切りでは坂路を単走で馬なりのまま駆け上がりました。
1週前にしっかり負荷を掛けたこともあり馬なりでこの馬なりに反応が良化していますね。力は出せそうです。

ケイティブレイブ【評価B】
美浦坂路
4F 56.2-40.9-26.4-13.2

中間は坂路主体で調整されており、
1週前には坂路を併せ馬で0.5秒追走からラストを強めに追われ54.6-12.5秒をマークし0.9秒先着。さらに28日(日)にも坂路を併せ馬で1.0秒追走から馬なりのまま53.0-12.7で併入と負荷を掛けてきました。

そして最終追い切りでは坂路を併せ馬で0.5秒追走から馬なりのまま駆け上がり0.4秒先着。時計は遅めであるものの明らかに反応が良化しており力が出せる状態にあるとみています。

サンライズノヴァ【評価B】
栗東坂路
4F 50.8-36.9-24.1-12.5

中間は坂路主体で調整されており、
1週前には坂路を併せ馬で0.1秒先行し一杯に追われ51.4-12.4秒でアタマ遅れ。
この馬のいつもの動きですし遅れも心配なし。

そして最終追い切りでは松若Jを背に坂路を併せ馬で0.2秒先行し一杯に追われ0.1秒先着。前走好走時と同じくらいの4ハロンタイムをマーク出来ましたしラスト2ハロンは前走より早く、さらに状態は上がってきているように思いますね。

サンライズホープ【評価A】
栗東坂路
4F 52.7-37.7-24.2-12.1

中間はウッドと併用で調整されており、
2週前には加藤Jを背に坂路を併せ馬で0.4秒追走し一杯に追われ51.9-12.2秒で1.2秒先着。1週前は森Jを背にウッドを併せ馬で0.4秒追走し一杯に追われ82.0-12.8秒で0.7先着と負荷をしっかり掛けられています。

そして最終追い切りでは坂路を単走で一杯に追われ加速ラップを踏んできました。
単走ながら最後までしっかり動けていますしG1に向けて出来ることはやれたのではないでしょうか。

スワーヴアラミス【評価B】
栗東坂路
4F 54.1-39.1-25.3-12.6

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には松田Jを背にウッドを3頭併せの内で1.9秒追走し一杯に追われ80.9-12.3秒をマークし0.1秒先着しました。相変わらず反応は鈍いですが負荷は十分に掛けられているでしょう。

そして最終追い切りでは松田Jを背に坂路を単走で強めに追われ軽めながら最後まで加速ラップを踏めており一叩きされ反応も上がってきたでしょう。

ソダシ【評価B】
栗東坂路
4F 51.8-37.7-24.1-11.8

中間は坂路主体で調整されており、
1週前には吉田隼Jを背に坂路を併せ馬で0.8秒追走し一杯に追われ51.1-11.9秒をマークし0.2秒先着。相変わらずの良い動きを見せて好時計をマークしています。

最終追い切りでは吉田隼Jを背に坂路を単走で強めに追われ駆け上がりました。
終いの切れ味はさらに良くなっておりこの馬の前走のダメージも無く仕上がったように見えましたね。力は出せそうです。

ダノンファラオ【評価A】
栗東坂路
4F 52.3-38.0-24.8-12.3

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には坂井Jを背にウッドを併せ馬で2.0秒追走し一杯に追われ79.6-12.4秒の好タイムマークし0.9秒先着。大きく追走してのもので意欲的に攻めてきましたね。

28日(日)にも坂路を単走馬なりながら54.9-13.1秒と緩めず負荷を掛けてきました。

最終追い切りも坂井Jを背に坂路を併せ馬で0.3秒追走し一杯に追われ0.2秒先着と最後まで加速ラップを踏めており、中間の調整からは馬体も減らせそうで動ける出来にあるとみています。

チュウワウィザード【評価B】
栗東坂路
4F 52.9-38.4-25.4-12.8

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には戸崎Jを背にウッドを併せ馬で0.4秒追走し直線一杯に追われ84.9-12.0秒をマークし0.1秒先着。首を低くしたフォームでまずまずの反応を見せていました。

そして最終追い切りでは助手さんを背に坂路を単走でラストを強めに追われ駆け上がりました。
タイムこそ加速ラップとはいきませんでしたが、1週前の時よりも首の使い方がスムーズになってきた印象。一叩きされ状態は上向いているでしょう。

テーオーケインズ【評価B】
栗東坂路
4F 54.0-39.2-25.1-12.3

中間はウッドと併用で調整されており、、
1週前には松山Jを背にウッドを単走で直線強め追われ81.4-11.6秒の好タイムをマーク。
そこまでスピードが出ているように見えませんでしたが、ラストまで11秒台で駆け抜けた点は好印象ですね。

最終追い切りでは助手さんを背に坂路を単走で馬なりのまま駆け上がり加速ラップを踏んできました。反応も前走時より良くなっていますし着実に状態アップしているでしょう。

メイショウハリオ【評価B】
栗東坂路
4F 53.2-38.5-25.0-12.3

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には坂路を単走で馬なりのまま駆け上がり56.6-13.7をマーク。
さらに28日(日)にはウッドを単走で馬なりのまま4ハロン追いですが61.8-13.9秒で調整されています。

そして最終追い切りでは坂路を単走で一杯に追われ自己ベストに迫るタイムで最後まで加速ラップを刻んできました。この馬なりの調教も詰めていますし、間隔を考えてもこれくらいやれれば十分。気合を入れてからの反応も良くこの馬なりに仕上がっているでしょう。

チャンピオンズカップ(G1) 最終予想 調教評価まとめ

【評価S】
該当無し

【評価A】
アナザートゥルース、カフェファラオ、サンライズホープ、ダノンファラオ

チャンピオンズカップ(G1) 展開予想

注目は先手争い。先行しそうなソダシとカジノフォンテンが1枠に入り、その他先行しそうな馬が数頭外に入った今年の枠順。

スタートしてからの一歩目が早いカジノが行きそうな気もしますがソダシも砂を被りたくないので主張する可能性があります。恐らくこの2頭が逃げと番手に収まるでしょう。

そのあと外からサンライズホープ、オーヴェルニュ、アナザートゥルース、ダノンファラオが続き、その後にクリンチャー、チュウワ、カフェファラオ。この辺りまでが先行勢と逃げ馬は少ないものの先行勢は揃っており、誰かの仕掛け次第では前が激流に変わりそうな要素もはらんでいるのが今年のメンバー。

そうなると早めに動く先行馬たちは外を回そうとするので必然的に内が空く隊列になりそう。となれば内目で脚を溜めていた差し馬に流れは向いてくるのではないかと思います。
サンライズノヴァ、インティ、エアスピネル、テーオーケインズ辺りが該当しそうですね。
もちろん内で我慢したり潜り込んだりするにはジョッキーの判断にも委ねられるので誰が乗っているかも重要な要素となるでしょう。

チャンピオンズカップ(G1) 最終予想

◎インティ
◯テーオーケインズ
▲チュウワウィザード
△メイショウハリオ
△サンライズノヴァ

◎インティ
2年連続3着の中京巧者を狙います。
この馬に関してはすでに2回もこのレースで好走していますし、特に言うことは無いでしょう(笑)。

2年前に3着した時のレベルが高く、今年も大きく負けていませんし前走を叩いて状態もアップ。最も得意な中京コースならこの馬自身まだまだ衰えを感じないので下の世代には負けないと見ています。

もちろん展開次第では勝つまでいかない可能性もありますが3着以内には今年も来てくれると見ています。

◯テーオーケインズ
インティを逆転出来るとしたら新しい世代で最も勢いのあるこの馬だと思います。

まだまだ時計面で詰めなければいけないですし、前走のようにスタートで失敗する可能性もゼロとは言えませんが、それでも世代交代の立役者筆頭でしょう。

実際に帝王賞も勝利していますし、中京コースでも勝ち星あり。
軽いダートで連勝してきましたが良馬場でも勝っているように問題はありません。

うまく先行馬の後ろを内目に潜り込んで最後に抜け出してきて欲しいですね。

▲チュウワウィザード
昨年の勝ち馬でレベルの高かった2年前のこのレースでも4着となっているこの馬も外せないでしょう。

帝王賞こそ骨折&海外帰りでイマイチでしたが、立て直した前走JBCは復調を見せましたし、今回はさらに状態を上げてきそう。

後は枠の並びで直線、外を回さないと行けなくなりそうなのでその辺りが最後どう響いてくるかでしょう。

△メイショウハリオ
外枠を引きましたが内に潜って一発に期待します。

前走で初重賞制覇を果たしましたが、成長著しくここでも通用しておかしくないと思っています。

さらにここ数戦内目で我慢させて抜け出す競馬をしてきているので、今回外枠を引きましたが上手く内に潜り同じような競馬が出来れば一発あるでしょう。

△サンライズノヴァ
前走で復調を見せた古豪の一発に期待です。

正直過去に二度参戦し大敗を続けていますが、レースを見ても分かるようにことごとく後方から直線大外を回すこのコースで1番好走することが難しい乗り方ばかりしています。

もちろん距離的な問題もあるかもしれませんが、今年引いた枠は内の2枠。
また直線外を回すかもしれませんが、好枠を引いたのでイン下手で回ってくることがあれば一発もあると見ています。

あと、調教でモズスーパーフレアに先着した点は好印象です。


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※調教映像はグリーンチャンネルさんを、調教タイムなど詳細は競馬ブックさんを参考にさせていただいています。

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