【G1特集】2021年ジャパンカップ(過去10年データ・調教評価・展開予想・最終予想)

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G1特集

今回は11月28日(日)に東京競馬場で行われる、

ジャパンカップ(G1)

このレースの特集を行っていきたいと思います。

特集とは言っていますが、結論自分が予想するうえで必要な項目をまとめたページだということです(笑)

ですのでぜひあなたの予想にもお役に立てていただければ幸いです。

ということで、予想のために取り上げるのは主に4つの項目です。

  • 過去10年のデータ
  • 調教評価
  • 展開予想
  • 最終予想

では参りましょう!

と、その前にまずはレースの概要と私レッドウッドの思い出から(笑)。

2021 ジャパンカップ(G1) 概要

3歳馬も含めて各世代の代表馬が最強の称号を掛けて挑むレース、それがジャパンカップのイメージです。

ですが、近年はジャパンカップの二週後に行われる香港国際競走に向かう馬も多くなり、また外国馬の参戦も少なくなったことで昔ほどの活気は無くなったように思いますね。

昔テイエムオペラオーとジャングルポケットがワンツーした時や、ピルサドスキーとかモンジューが来日したり。
今思えば結構すごいメンバーが揃ってましたよね。

ただし去年は日本馬のみでしたが、誰もが認める豪華なメンバーが揃ったレースとなりましたし、今年もコントレイルの引退レースということもあって盛り上がること間違いなしのレースとなりそうです。

個人的にも狙っている馬が良い状態で出られそうなこともあって注目度は高まる一方。

だからこそお互い的中出来る様に予想をお届けしていきますので、レース当日までお付き合いください!

ジャパンカップ(G1) 過去10年のデータ

人気

年齢

枠順

ローテーション

前走着順

前走脚質

血統

ジャパンカップ(G1) 調教評価

アリストテレス【評価A】
栗東CW
6F 80.9-64.8-50.1-37.1-11.9

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬で0.5秒追走し一杯に追われ80.9-12.5秒で0.9秒先着。
休み明けを一叩きされ反応含め確実に良化してきた印象。

そして最終追い切りではウッドを3頭併せ馬の外で0.3秒先行し馬なりのまま0.3秒先着。
1週前にビッシリ追ったことで反応が確実に良くなっていますね。これならこの馬の力を出し切れる出来にありそうです。

オーソリティ【評価B】
美浦W
6F 84.6-67.8-52.4-38.1-11.6

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを単走で7ハロンから馬なりのまま99.7-12.5秒のタイムをマーク。

また21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが54.6-12.6秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りではウッドを3頭併せの外を回して馬なりのまま0.2秒先行し併入しました。
中2週の難しいローテですがしっかり負荷も掛けられていますしこの馬の力を出せるデキにはあるのではないでしょうか。

キセキ【評価B】
栗東CW
6F 87.6-70.4-55.0-41.0-12.3

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前には和田竜Jを背にウッドを単走で一杯に追われ79.8-12.3秒をマーク。
元気いっぱいに負荷を掛けてきました。また21日(日)には坂路を馬なりで55.4-12.9秒をマークし負荷を掛けています。

そして最終追い切りではウッドを単走で馬なりのまま駆け抜けました。
1週前にビッシリやっているので当週はこのくらいで十分でしょう。
折り合い重視でこの馬なりに状態は良さそうです。

グランドグローリー【評価B】
白井ダート
5F 72.0-56.1-39.8-11.9

来日後速いところはこの1本。内ラチ沿いを通って馬なり調整でした。
ただラスト1ハロンの数字が示すように素軽い動きを見せていて日本の馬場にも適性がありそうな雰囲気です。

コントレイル【評価A】
栗東坂路
4F 51.0-36.9-23.9-12.0

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを3頭併せ馬を7ハロンから大きく追走し馬なりのまま93.6-76.9-12.3秒の自己ベストをマーク。
最後はクビ差遅れているのですがゴール前は追わなかった分なので気にする必要はありません。これだけ追走してこの超抜タイムを出していれば負荷としては十分ですからね。

そして最終追い切りでは福永Jを背に坂路を単走で馬なりのままラストまで反応よく駆け抜けていきました。思っていたよりも速い時計が出たとのことですが、それでも最後まで余裕たっぷりに駆け上がっており引退レースで有終の美を飾るのにふさわしいデキだと言えるでしょう。

サンレイポケット【評価A】
栗東坂路
4F 53.9-39.1-25.1-12.2

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には鮫島Jを背にウッドを併せ馬で0.8秒先行し一杯に追われ84.0-11.6秒で0.1秒先着しました。前走でも意図的にある程度出していって脚を使えていましたし、今回もそんなレース運びを狙ってか併せ馬を先行して行ってきました。
それでいて最後まで脚を使えていることから調整としてはうまくいっていると言えるでしょう。

また21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが55.7-12.7秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りでは坂路で鮫島Jを背に一杯に追われ、前回と同じように途中まで併せた馬の真後ろに付けて抜け出すときに併せる内容。併せた相手も違いますし前走時より前半出していっていただけに突き放す感じではなかったですが、それでも最後まで加速ラップを踏めており状態の良さや成長を感じる仕上がりとなっているでしょう。

シャドウディーヴァ【評価B】
美浦坂路
4F 53.2-38.9-25.4-12.6

中間は坂路主体で調整されており、
1週前には横山典Jを背に坂路を併せ馬で0.5秒追走し馬なりのまま51.9-12.1秒をマーク。最後まで加速ラップを踏めていましたね。

そして最終追い切りでは坂路を併せ馬で0.2秒追走し馬なりのまま併入。
最終追いは強く追われませんでしたが1週前の動きが良かっただけに状態の良さを感じる仕上がりです。

ジャパン【評価C】
白井ダート
6F 86.6-70.3-55.4-41.6-13.7

来日後速いところは最終含めて2本。
一緒に来た寮馬ブルームとの併せ馬で軽めの調整となっています。

間隔も詰まっていて遠征なので調整も難しいでしょうがそんな中では順調に来れているのではないでしょうか。

シャフリヤール【評価B】
栗東坂路
4F 53.8-39.0-25.1-12.2

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には岩田望Jを背にウッドを併せ馬で0.9秒追走し強めに追われ83.3-11.6秒で0.2秒先着しました。気合を付けられてからは一気に反応し併せた馬を突き放す反応の良さを見せていました。

そして最終追い切りでは川田Jを背に坂路を併せ馬で0.3秒追走し馬なりのまま併入。
最後まで加速ラップを踏んでいましたし軽めでしたが直前はこの程度で十分でしょう。

前走を叩かれて状態は上がってきたようです。

ブルーム【評価C】
白井ダート
6F 86.8-70.5-55.6-41.8-13.9

来日後速いところは最終含めて2本。
一緒に来た寮馬ジャパンとの併せ馬で軽めの調整となっています。

間隔も詰まっていて遠征なので調整も難しいでしょうがそんな中では順調に来れているのではないでしょうか。

マカヒキ【評価B】
栗東坂路
4F 53.5-39.4-25.6-12.6

中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを7ハロンから併せ馬で1.2秒先行し強めに追われ97.0-81.4-12.2秒をマークし0.2秒遅れました。ただゴールを過ぎた後から追い始め最後はムチまで入れて追われていましたから数字以上に負荷が掛かっている状態ですね。

また21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが55.8-13.6秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りでは坂路を単走で馬なりのまま駆け上がり加速ラップを踏んでいきました。1週前にしっかりやっているので当週はこの程度で十分でしょう。

ムイトオブリガード【評価C】
栗東CW
6F 81.7-65.8-51.2-37.9-12.1

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを見習いJを背に併せ馬で1.2秒追走し一杯に追われ81.3-11.8秒をマークし0.2秒遅れました。いつも動きますしこの馬自身は動けているので遅れもさほど気にするほどでもないでしょう。

最終追い切りではウッドを併せ馬で0.3秒追走し一杯に追われ0.7秒先着。
さすがに相手が二歳未勝利でしたので一気に突き放していきましたね。
この馬なりに動けていると思います。

モズベッロ【評価B】
栗東坂路
4F 52.9-38.3-25.2-12.9

中間は坂路主体で調整されており、
1週前には坂路を併せ馬で1.3秒追走し一杯に追われ54.0-12.8秒をマークしアタマ先着。
21日(日)にも坂路を併せ馬で1.6秒追走し強めに追われ56.5-12.2秒で0.1秒先着としっかり負荷を掛けてきました。

最終追い切りも坂路を単走で一杯に追われ52秒台と負荷を掛けられています。
元来叩き良化型ですし文字通り秋3戦目で超過してきたでしょう。

ユーキャンスマイル【評価B】
栗東芝
6F 80.8-64.2-49.8-36.4-11.6

中間は坂路やウッドと併用で調整されており、
1週前には荻野極Jを背にウッドを7ハロンから併せ馬で一杯に追われ98.6-82.0-11.7秒をマークし0.2秒遅れました。わずかに遅れましたがそこまで気にするほどではないでしょう。

また21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが56.4-12.8秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りでは藤岡祐Jを背に芝コースを併せ馬で1.1秒追走し馬なりのまま併入しました。この馬なりにいつも通りに仕上げられているでしょう。

ユーバーレーベン【評価B】
美浦W
5F 68.0-52.7-38.1-11.9

中間は坂路と併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬で一杯に追われ少し遅れたようですが計測エラーで時計は分からず。

また21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが54.3-13.0秒とまずまず負荷を掛けられています。

最終追い切りでは津村Jを背にウッドを3頭併せの真ん中で0.5秒追走し馬なりのまま併入。秋華賞を叩かれて状態は着実に上向いてきているでしょう。

ロードマイウェイ【評価B】
栗東坂路
4F 53.2-38.8-25.2-12.5

中間は坂路主体で調整されており、
間隔が中2週と詰まっていることから速いところは最終と併せて2本のみ。

21日(日)には坂路を単走で馬なりでしたが57.4-13.2秒とまずまず負荷を掛けられています。

そして最終追い切りでは坂路を単走で強めに追われ加速ラップを計測。
この馬なりに順調に来ているのではないでしょうか。

ワグネリアン【評価C】
栗東CW
6F 83.5-66.6-51.4-37.7-12.4

中間は坂路と併用で調整されており、
14日(日)にはポリトラックを単走で強めに追われ81.5-11.6秒をマーク。
さらに21日(日)には坂路を馬なりで61.9-14.6秒の軽め調整。

そして最終追い切りでは戸崎Jを背にウッドを併せ馬で1.0秒追走し一杯に追われクビ遅れました。追われてからの反応が案外だった点は気になるところですね。

ジャパンカップ(G1) 最終予想 調教評価まとめ

【評価S】

【評価A】
アリストテレス、コントレイル、サンレイポケット

ジャパンカップ(G1) 展開予想

今年のメンバーのポイントは確たる逃げ馬がいないことでしょう。
ある程度先行馬は内に集まりましたが逃げたいまたは近走で逃げた馬はいません。

そんな中で逃げそうなのはウインドジャマーでしょうか。その後にブルームとキセキが付けてオーソリティ、アリストテレス、ワグネリアンやジャパンが続く隊列に。

注目のコントレイルはスタートと二の脚次第ですが前走と同じ感じであれば三列目のイン辺りに収まりそう。その外目少し前辺りにシャフリヤールがピッタリマーク。

ウインドジャマーのペース次第ですがこれまでダートながら1600mを走ってきた馬ですしある程度ミドルペースで流していきそう。またヨーイドンの瞬発力勝負にはしたくない馬も何頭かいるので4コーナー辺りから動きが出るか。そうなれば好位のインやその後ろで脚を溜める差し馬に有利に働きそう。

メンバーで言えば、
ブルーム、キセキ、オーソリティら先行勢と、コントレイル、シャフリヤール、アリストテレス、サンレイポケットらの差し馬勢でしょう。

もちろん当日や前日の馬場バイアスをしっかり確認しつつ厳選したいところです!

ジャパンカップ(G1) 最終予想

◎シャフリヤール
◯サンレイポケット
▲アリストテレス
△コントレイル
△キセキ

◎シャフリヤール
強い3歳世代の頂点に立つこの馬を本命としました。

前走は明らかに馬場が敗因でしたしそれでも3着以内には入って欲しかったですが度外視していいかと。そこから2ヶ月しっかり疲れも取れたようですし、川田Jに戻ってある程度前の位置を取って後ろから来るコントレイルを迎え撃つ形がベスト。

過去のレースを見ても併せ馬で勝負根性を発揮するような形がこの馬の持ち味を出せると思っているので今回の乗り替わりは良い方に出そうだと思っています。

今回はダービーでエフフォーリアに勝ったベストの舞台。ここでコントレイルらを倒し全世代の頂点に立ってくれるでしょう。

◯サンレイポケット
理由は先日noteでもお伝えした通り!

天皇賞・秋で4着になったサンレイポケットを今回買えるのか?|レッドウッド競馬
レッドウッド競馬です。 今回はいつもと違い番外編として、2021年ジャパンカップに出走するサンレイポケットについて紐解いていきたいと思います。 どうぞ最後までお付き合いください。 まず今回のテーマは、 天皇賞・秋で4着になったサンレイポケットを今回買えるのか? ですが、結論から言うと、 「買える」 ...

この馬も今ならG1で通用すると思っています。

好きな馬ですし全力応援です!

▲アリストテレス
この馬はここまでどちらかというとタフな馬場のレースに多く出走していて東京コースはこれまで3歳時のプリンシパルS(6着)のみでした。

ただ血統的にも大箱での競馬は合っていると思いますし、新潟ですが同じく3歳時の出雲崎特別で見せたような33秒台前半の脚も使えるはず。

もちろん究極のキレ勝負になれば部は悪いでしょうけど、土曜日の競馬を見ればそこまで高速馬場ではないのでこの馬でも十分に対応出来るレベル。前走は勝ちに行った分差されましたが、春とは状態面でも良い方に変わってきており叩き2戦目で確実に前進してくれるでしょう。

横山武史Jには積極的な競馬をして欲しいですね。

△コントレイル
やはりこの馬は切れませんし出来れば有終の美を飾って欲しいと思っています。

ただ個人的に連続して負け始めたディープの古馬は買いづらいということがありリスペクト抑えとしました。

△キセキ
最後は穴にこの馬を。(サンレイポケットの方が人気無いのは置いといて)

近走勝ちに恵まれていませんが7歳になった今年もなんだかんだG1で僅差の好走を続けています。ジャパンCにしても3年前アーモンドアイのスーパーレコードを2着、去年は途中で絡まれハイペースを演出してしまい惨敗。

結構東京コースは向いていると思っているだけにスムーズなら。


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こちらも併せてご覧ください。

レッドウッド競馬|note
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※調教映像はグリーンチャンネルさんを、調教タイムなど詳細は競馬ブックさんを参考にさせていただいています。

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