調教って難しそうでよく分からないな・・・
調教内容までは分からないけど予想の参考にしたいわ
調教が良かった馬だけを知りたい!
そんな記事です。
競馬歴23年の30代男の私レッドウッドが、重賞レースに出走予定している馬の調教を診断していきます。
基本的に出走予定の全頭を調教診断(S~C評価)していますが、調教の良かった馬(S・A評価)だけをまとめていますので、まとめだけ見ても予想の役に立ちます。
また20日(金)には今回の調教診断も加味した 北九州記念 (G3) の最終予想も公開しますので、併せてご覧ください!
それではまずこちらから。
先週の追い切り評価結果
関屋記念
【評価S】
無し
【評価A】
クリスティ
ソングライン →3着
マイスタイル
小倉記念
【評価S】
無し
【評価A】
グランスピード
ダブルシャープ
ファルコニア
北九州記念 (G3) 最終追い切り評価
アウィルアウェイ【評価B】
栗東坂路
4F 54.9-39.5-25.7-12.7
助手さんを背に、坂路を単走で強めに追われ駆け上がりました。
いつも動きはこんなもののこの馬にとって、タイムや動きを見ても前走時と同じかそれ以上の仕上がりにありそうです。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前にはラストを強めに追われ54.5-12.1秒とキレのある加速ラップを踏めていました。
前走時よりも軽く時計が出るようになっている点は好印象です。
アスコルターレ【評価B】
栗東CW
5F 67.8-51.7-37.7-12.2
助手さんを背に、ウッドを単走で馬なりから強めに追われ駆け抜けました。
最終追い切りがウッドというのはもみじSを勝った時以来の追い切り。一度勝っている時の調整方法なので久しぶりとはいえ、動きを見る限りは効果がありそうです。
中間はウッド主体で調整されており、
1週前には6ハロンから追われ馬なりでしたが87.0-12.9秒をマーク。
決して速いタイムではありませんが、
長めからしっかり乗り込めている点は良いでしょう。
また回転力のあるピッチ走法で走るので、小倉コースも合いそうです。
エングレーバー【評価B】
栗東坂路
4F 56.9-40.3-25.0-12.0
中井Jを背に、坂路を単走で強めに追われ駆け上がりました。
全体時計が遅めなのはいつものこと。終い重点だったとはいえ最後の反応は良かったですね。
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを単走ながら直線強めに追われ83.2-11.8秒とまずまずのタイムをマーク。
休み明けから走れるタイプなだけに仕上がっているでしょう。
コンパウンダー【評価B】
栗東坂路
4F 51.5-37.4-24.7-12.9
荻野極Jを背に、坂路を単走で馬なりから軽く追われわずかに駆け上がりました。
舌を出しながら最後は少し失速してしまったものの、全体時計の51.5秒は自己ベストにコンマ1秒迫る好タイムでしたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前には強めに追われ53.6-12.2秒で最後まで加速ラップを踏めていた点が良かったですね。
シゲルピンクルビー【評価A】
栗東坂路
4F 53.2-437.9-23.8-11.8
調教師を背に、坂路を単走でラストを強めに追われ駆け上がりました。
全体時計はそこまでですが、ラスト1ハロンはしっかり加速ラップを踏んできましたね。少しふらつく面もありますが、前脚を高く上げて力強く掻き込んで加速していきました。
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドを併せ馬で1.9秒追走から0.7秒先着で84.8-11.7秒をラスト一杯に追われマーク。
前走は案外でしたが、人他当た企され状態は上向いているでしょう。
後は函館からの遠征帰りで小倉というのがどこまで影響してくるかですね。
ジャンダルム【評価A】
栗東坂路
4F 53.3-38.4-24.8-12.0
助手さんを背に、坂路を単走で馬なりから軽く気合を付けられ駆け上がりました。
締まったラップで最後まで加速ラップを踏めている点が良かったです。
映像では坂路の半分くらいからの姿しか映っていませんでしたがスピード感ある動きは確認できましたね。
中間は坂路を中心に調整されており、
1週前には福永J騎乗で一杯に追われ破格の49.4-11.8秒という自己ベストをマーク。
前走の勝ち方や1週前の時計の出方を見ても、
完全に短距離にシフトしてきた印象ですね。
ノーワン【評価B】
栗東坂路
4F 56.0-39.1-24.7-12.3
助手さんを背に、坂路を単走で馬なりから強めに追われ駆け上がりました。
ラストは最後まで粘り込み加速ラップを踏んできましたね。
気になることは舌を出したままなことと、右にモタれていた点ですね。
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には坂路を終い重点一杯に追われ56.3-12.2秒をマーク。
15日(日)には軽めながらウッドも消化と、
ここへ来て状態自体は上がってきているように思いますね。
ファストフォース【評価B】
栗東坂路
4F 54.9-38.2-24.3-12.1
助手さんを背に、坂路を併せ馬でラストを強めに追われ先着しました。
末鋭く、ラストまで加速していきました。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前にも併せ馬で55.4-12.1秒をマークし先着。
相手は新馬でしたが、この馬らしい良い動きが出来ていたでしょう。
前走で初めて重賞を勝った勢いがありそうですね。
ファンタジステラ【評価B】
栗東坂路
4F 53.1-37.9-24.5-12.3
藤井Jを背に、坂路を併せ馬で馬なりから強めに追われ併入しました。
追われて少しふらつく面もありましたが、まっすぐ進みだしてからはしっかり加速出来ていましたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前にはこのレースにも出走予定のモズスーパーフレアと併せて、
さすがに遅れたもののこの馬も50.8-12.0秒の好タイムをマーク。
7歳馬ながらここへ来て初めて古馬OP昇級と、
これまでのキャリアの中でも好調な時期なのかもしれませんね。
ボンセルヴィーソ【評価B】
栗東坂路
4F 54.7-38.8-24.6-11.9
見習Jを背に、坂路を単走で馬なりから強めに追われ駆け上がりました。
体重の軽い見習いJ騎乗とはいえ、ラストは鋭く反応しましたね。
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前には富田Jが騎乗し、ウッドを単走で強めに追われ82.9-11.4秒と良いキレを見せていましたね。
少し間隔は空きましたが、この馬なりに仕上がっていそうです。
ボンボヤージ【評価B】
※18日(水)時点で最終追い切りを行っていません
※19日(木)に追記しました
栗東ポリトラック
4F 58.7-41.5-12.1
川須Jを背にポリトラックを単走で馬なりのまま駆け抜けました。
中間はウッドと併用で調整されており、
1週前にはウッドで80.9-11.9秒、2週前には同じくウッドで63.5-12.2秒と速めのタイムをマーク。
前走勝ちの勢いそのままに臨んでくるでしょう。
メイショウカリン【評価B】
栗東坂路
4F 53.5-39.0-25.4-12.3
助手さんを背に、坂路を単走で馬なりから軽く気合を付けられ駆け上がりました。
徐々に早くなる加速ラップを踏めていましたね。
中間はウッドと併用で負荷を掛けられており、
1週前も坂路を一杯に追われ51.6-12.1秒と好タイムをマークしてきました。
近走結果が出ていませんが、この馬なりに順調に来ているでしょう。
メイショウキョウジ【評価B】
栗東坂路
4F 52.5-38.3-24.7-12.3
斎藤Jを背に、坂路を単走で一杯に追われ駆け上がりました。
しっかり最後まで加速ラップを踏んできましたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前にも一杯に追われ53.0-12.0秒とまずまずのタイムをマーク。
休み明けを一叩きされ、状態も上向いているように思います。
メイショウケイメイ【評価B】
栗東坂路
4F 53.3-38.7-25.0-12.5
※18日(水)時点で映像の確認が出来ていません
助手さんを背に、坂路を単走でラストを強めに追われ駆け上がりました。
ラストが加速ラップではなかったものの、この馬なりの好タイムをマークしてきました。
中間は坂路主体で調整されており、、
1週前には馬なりのまま55.3-12.5秒とまずまずのタイムをマーク。
近走結果は振るいませんが、
状態的に見ても一発は秘めているのではないでしょうか?
モズスーパーフレア【評価B】
栗東坂路
4F 51.8-37.0-23.7-12.2
松若Jを背に、坂路を単走で馬なりのまま駆け上がりました。
さすがに最後は鈍ったものの、それでも12.2秒。全体時計もこの馬らしく速いものになりましたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前にはこのレースにも出走予定のファンタジステラと併せ馬を行い、
50.0-11.7秒で0.4秒先着。
休み明けですがこの馬らしく仕上がっているでしょう。
ヨカヨカ【評価A】
栗東坂路
4F 51.6-37.5-24.6-12.2
幸Jを背に、坂路を単走で馬なりのまま駆け上がりました。
4ハロンのタイムは速いものでしたし、途中ふらつく面こそあったもののまっすぐ走れるようになってからは、最後まで集中してキレのある動きを見せていました。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前には54.7-11.9秒と加速ラップを踏めています。
調整過程において基本的に加速ラップを踏み続けている点が、
前走時よりも良くなっているので状態を上げてきていると見て良いでしょう。
レッドアンシェル【評価B】
栗東坂路
4F 54.2-38.8-24.8-12.1
助手さんを背に、坂路を併せ馬で馬なりから軽く気合を付けられ0.2秒先着しました。
この馬なりに動けていましたし、最後まで加速ラップを踏めていました。
相手は三歳未勝利馬だったとはいえ、並ぶ間も無く交わしていきましたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前には一杯に追われ自己ベストに迫る50.8-12.4秒をマーク。
今回休み明けとなりますが、
いきなりから動ける出来にあるでしょう。
ロジクライ【評価B】
栗東坂路
4F 54.3-38.4-24.9-12.4
秋山Jを背に、坂路を単走でラストを強めに追われ駆け上がりました。
少し頭が高い点は気になりましたが、最後までしっかり伸ばしてきましたね。
中間は坂路主体で調整されており、
1週前には馬なりのまま52.8-12.3秒をマーク。
前走アイビスサマーダッシュ取り消しの影響もなく、
改めて調子は上向いてきたでしょう。
最後に評価の高かった馬を振り返りましょう。
北九州記念 (G3) 調教評価まとめ
【評価S】
無し
【評価A】
シゲルピンクルビー、ジャンダルム、ヨカヨカ
その他、枠順や馬場状態、データなどを加味した最終予想を、
20日(金)に公開予定ですのでお楽しみに!
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※調教映像はグリーンチャンネルさんを、調教タイムなど詳細は競馬ブックさんを参考にさせていただいています。
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